最下位に低迷中ではあるけれど…

あえて、コリンズ・オリックスに「R25」が注目してみたいワケ

2007.05.24 THU



写真提供/Getty Images/AFLO
ペナントレースがスタートして約2カ月。パ・リーグでは上位と下位のチームの力の差が、にわかにはっきりと見えるようになってきた。

なかでも苦しんでいるのがオリックスだ。首位には10ゲーム以上離され、東北楽天にも先を行かれ、借金の数も2ケタまで膨らんでしまっているが(5月17日現在)、実はオリックスには開幕当初から注目をしてきた。コリンズ新監督の就任にともない、チームに変革の兆しが感じられたからだ。

「昨年の中村監督は1年契約ということもあって目先の1勝にこだわらざるを得ず、実績のある選手を優先して起用していましたが、コリンズ監督は一応3年契約ですから、今は戦力把握の時期として、夏前までは積極的に若手にチャンスを与えていく意向です。選手たちも横一線、ゼロからのスタートと受け止めているようで、目を輝かせて野球に打ち込んでいますよ」(日刊スポーツオリックス番記者・松井清員さん)

具体的にいうと、3番・ラロッカ、4番・ローズ、5番・北川の中軸以外はほぼ日替わりオーダー。正捕手も固定せず、これまで4選手を併用。先発投手には球数制限を設け、好不調にかかわらず100球前後で必ず交代。その代わりローテーションは5~6人の投手でしっかり守る――。

そう! この選手起用法、05年に31年ぶりの日本一を果たしたバレンタイン・ロッテに非常に似ているのだ。これは“ボビー・マジック”に続いて“コリンズ・マジック”が来るか? と踏んだのだが、GW中には10連敗を喫するなど、チーム全体にはまだまだその効果が表れてきていない…。

でも、思えば一昨年の千葉ロッテの優勝はバレンタイン監督就任2年目、ヒルマン・日ハムは昨年の初Vまで4年かかった。ここ5年間、毎年監督が代わってきたオリックスにとっては、ようやく今年が再スタート&基盤固めの年。来年、再来年には優勝争いができるようになることを期待しつつ、引き続きコリンズ・オリックスを見ていきたいと思う次第である。


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