アテネ出場組から10代の新星まで

“世界陸上大阪”の星を探せ!「日本陸上選手権」注目選手は

2007.06.21 THU



写真提供/築田純/アフロスポーツ、YUTAKA/アフロスポーツ
6月29日より、大阪長居陸上競技場で「日本陸上競技選手権大会」が開催される。今年で91回目、織田幹雄ら日本陸上競技史上に残る名選手を多数輩出した由緒ある大会だ。男女各18種目に日本のトップアスリートが参加、文字通り各種目の日本一を決める大会であり、今回は8月25日に開幕する「世界陸上大阪大会」の代表選考も兼ねている。各種目の参加標準記録A(最良)を突破して優勝すれば日本代表内定となるだけに、例年にないハイレベルの争いが期待される。

注目されるのは、男子400mハードルの為末 大、200mの末續慎吾、そしてハンマー投げの室伏広治のアテネ五輪出場組だ。世界陸上のみならず、来年の北京五輪でもメダルを狙える3人は、早くから照準を日本選手権に絞って調整を開始。なかでも為末は5月の国際GPで3位ながら参加標準A記録を突破、末續は同大会で標準記録突破はならなかったが100mで優勝している。室伏だけは今シーズンの試合出場はないが、今季初戦を日本選手権において調整中。世界陸上では、アテネ五輪で金メダルを剥奪されたアヌシュとの再対決が期待されているだけに、室伏としても日本選手権では好記録で優勝したいところだ。

そのほか、女子走り幅跳びの日本記録保持者で今季標準記録を突破するなど好調な池田久美子は、日本女子初の7mジャンプの期待も。女子1万mでは17歳の絹川 愛と19歳の脇田 茜が標準記録Aを突破。第一人者の福士加代子、渋井陽子との新旧対決が大いに盛り上がりそう。女子400mハードルでは久保倉里美が標準記録Bを突破する55秒71の日本記録を樹立。その久保倉は国際GP4×400mリレーにも出場、400m日本記録保持者の丹野麻美らと3分30秒53の日本新記録を打ち立てた。当然これも標準記録Aを突破。男子1万mでも竹沢健介が史上初めて標準記録Aを突破するなど元気がいい。王子ばやりの昨今のスポーツ界にあやかって、トラック王子、フィールド王女を探してみては。


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