8/3から女子バレー・ワールドグランプリ

北京五輪への道・前哨戦目玉は“メグ”の復活か

2007.07.26 THU



写真提供/YUTAKA/アフロスポーツ
1年後に控えた北京五輪。その出場権を賭けた戦いは、11月に日本で開催されるワールドカップからいよいよ始まる。どの国も現段階における自分たちのバレーの完成度や、ライバルたちの動向はやはり気になるところだが、それらを確認できるという意味では、8月3日に開幕する「ワールドグランプリ2007」は、ワールドカップの前哨戦といってもいいだろう。

出場するのは、今大会3連覇中のブラジルや昨年の世界選手権の覇者ロシア、イタリアやキューバといった世界の強豪12カ国。3週間に及ぶ変則の予選ラウンドで各国が9試合を行い、上位5チームと中国(決勝ラウンド開催国)が22日からの決勝ラウンドへと進出する。

「昨年までの経験をベースに、今年は北京へ向けてチームを完成させる1年。ワールドグランプリはそのスタートになる」

柳本監督がそう語ったように、全日本にとっては、これまで以上に結果が求められる大会でもある。というのも、アテネ五輪以降、主要大会における柳本ジャパンの成績は常に5位か6位。ワールドカップで上位3カ国にのみ北京五輪の出場権が与えられることを考えれば、もうワンランクのステップアップが不可欠なのだ。

そんな思いもあってか、柳本監督はVリーグで活躍した先野や多治見らのベテラン勢と初代表の庄司を新たに招集。4年前のワールドカップではレギュラーだったリベロの佐野も久々にチームに呼び寄せた。だが、そうした選手のなかでもとくに期待されるのが、約3年ぶりの全日本となる“メグ”こと栗原恵だろう。186cmの長身から繰り出す強烈なスパイクやサーブは、チームの力を押し上げてくれるに違いない。

もちろん、主将の竹下やエースの高橋、木村といった主力も健在。昨年までの中心選手と栗原のような新たな力がしっかりと融合したとき、ワールドカップ、そして北京へと続く「柳本のシナリオ」は、ようやく最終章を迎える。


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