雑誌、スイカ、一升瓶…何でも結ぶぜ!

覚えておけば“何か”と役立つ男気ロープテクニック4連縛

2007.09.06 THU



撮影/村山史典
雑誌の束をひもでグイッと結んだつもりが、いざ持ち上げてみると、あれ、ズリ落ちそう…。

いかん。男なら雑誌が悲鳴を上げるぐらい、固く固く縛り上げたい。雑誌に限らず、“結びワザ”を究めれば何かと役立ちそうだ。よし、結び文化研究所所長の小暮幹雄氏(62歳)に教えを乞おう。氏は小学生時代にロープ遊びの楽しさに開眼、ボーイスカウトの指導者などを経て、現在は“結びの伝道師”として各種メディアで活躍中。関連著書14冊、結び歴50年の達人だ。

まずは雑誌の束。どうしても、ひもがゆるゆるになってしまうんですが。

「まず、3重の輪を作って雑誌の束をくぐらせて両端を引っ張る。真ん中で十字に掛けて、また巻く。これを“スリー・ヒッチ”といいます。最後に雑誌の角にあたる部分で、ひもの両端を本結び(編註・ランキング参照)して完成です」(小暮氏)

あ、ホントだ。何重にも巻くのと角で結び目を作るのがポイントか。じゃあ、丸いスイカなんてどうですか?

「円筒形や球形の物には行李(こうり)結び。ひもを2重にして適当な間隔でこぶを2つ作る。次に、ひもの両端をこぶとこぶの間のひもに通して左右に割くように十字掛けに。これが滑り防止の“土台”になるんです」(同)

ほ、ほほう。次は一升瓶。

「下側を巻いたら、ひもの上から瓶の間を通します。本結びで留めて、長いほうの端を瓶の口側に持っていき、巻いて結ぶ」

感心したのはすべて1本のひもで結んでいること。また、「結んだものはほどく」というのが美しい日本の文化だという。早く、固く、そしてほどきやすく。それがエレガントな結び作法なのだ。

最後に、泥棒を捕まえたときに、手首をきつく縛る方法を教えてください。そう頼むと「いいですよ」と言うや(目がキラリと光ったように見えたのは気のせいだろうか)、一瞬でお縄になった。渾身の力を込めてもほどけない、この結び方は「研究してみてください」とのことです。


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