10/11、WBCフライ級タイトルマッチで

亀田大毅が世界王座に初挑戦迎え撃つ内藤大助の実力とは?

2007.10.04 THU



写真提供/中西祐介/アフロスポーツ
亀田三兄弟の次男・大毅(協栄ジム)が10月11日、東京・有明コロシアムで初の世界タイトルマッチに臨む。受けて立つのはWBCフライ級王者、内藤大助(宮田ジム)。今年7月にタイの名王者、ポンサクレック・ウォンジョンカムから、3度目の挑戦で王座を奪った苦労人だ。亀田兄弟がこの内藤の持つ王座へ挑むことに加え、プロ入り初めて日本人選手――しかも日本人選手に負けたことのない内藤――と対戦することでも注目が集まっている。さらに亀田陣営が内藤のファイトスタイルを「ゴキブリ」と表現、「ゴキブリ相手に作戦もクソもあるか」とコメントするなど舌戦も激化中だ。

現在フライ級は日本で認定されている2つの団体、WBCとWBAともに日本人ボクサーが世界王座を保持している。WBCは内藤で、WBAは亀田と同じ協栄ジムに所属する坂田健史。当初は長男の興毅が内藤、坂田のどちらかに2階級目となるフライ級挑戦を視野に入れていたが、状況は二転三転。7月に兄弟同時出場した試合で「内容のよかった方を挑戦させる」としていた父・史郎氏が大毅に白羽の矢を立てた。

また、試合が行われる10月11日時点の大毅の年齢は「18歳9カ月と5日」。勝てば、これまで井岡弘樹(元世界ミニマム級、ライト・フライ級王者)が持っていた「18 歳9カ月と10日」をわずか5日ながら更新し、日本人選手の最年少世界王座奪取記録となる。これも、今まで避けてきた日本人選手との対戦が実現した一因だ。

当日試合はどう展開するのか? 変幻自在なボクシングで国内外の実力者と拳を交え、華はないものの着実にキャリアアップしてきた内藤。明らかに格下と見られるタイやインドネシアの選手と主に戦い、世界を云々するにふさわしい相手や、不利を予想される強敵と試合をした経験がない亀田。強打と若さはあるが試されていないものの方が多い亀田を、経験豊富な内藤が翻弄する、と見るのが多数派で、自分もそう考える一人だが、はたして…。


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