箱根駅伝、今回の見どころは?

箱根ランナー大豊作!!プレミアムな戦いを味わうべし

2007.12.20 THU



写真提供/AFLO
もうすぐ、箱根駅伝がやってくる。ライバルとの勝負、待ち構える難所。ビル街、海、山、湖と変わるロケーションも絶妙だ。学生ランナーの汗と夢をのせたタスキが正月のお茶の間を駆け抜けていく。

前回大会は今井正人(順大)が5区の山上りで4分9秒差を一人でひっくり返す劇的なレースになったように、様々なドラマを見せてくれる箱根駅伝だが、今回はより“プレミアム”な大会になりそうだ。箱根駅伝はワインのように年によってその“出来”が違うのだが、今回はかつてないくらいにハイレベルな選手が揃っている。

学生の枠を飛び越え、夏には竹澤健介(早大)が大阪世界陸上の1万mに出場。例年実業団選手が上位を占める日本選手権の1万mでも、8位以内に箱根出場が濃厚な関東の大学生が4人入るなど、今回の箱根ランナーは速くて強いのだ。

レースは大激戦が予想されるが、出雲駅伝で圧勝した東海大と全日本大学駅伝を独走した駒大が優勝争いの中心になりそうだ。実はこの“2強”は対照的なチーム。東海大は伊達秀晃、佐藤悠基のWエースの爆発力が武器で、駒大は豊後友章、宇賀地強を筆頭にレギュラー全員が粒揃いだ。

東海大は2区候補の伊達と、2年連続で区間新記録をマークしている佐藤で大量リードを奪い、逃げ切りたい。一方の駒大は伊達と佐藤の2区間での差を最小限に食い止め、残り8人のメンバーで反撃に出る。2強以外では、前回5年ぶりにシード権を獲得した早大が箱根路を熱くしそうだ。2区出場予定のエース竹澤で好位置につけて、「往路優勝」を本気で狙っている。

また、2区が濃厚なメクボ・ジョブ・モグス(山梨学院大)、3区出場の可能性が高い上野裕一郎(中大)にはゴボウ抜きの期待も大きい。その他にも北村聡(日体大)、松岡佑起(順大)、木原真佐人(中央学院大)など北京五輪を狙うランナーの走りも必見だ。大当たりの84回大会。見逃したらもったいない。


関連キーワード

注目記事ピックアップ

 

編集部ピックアップPR

ブレイクフォト