レッドソックス松坂の2年後輩

横浜高校野球部出身の逸材プロボクサー松岡政に注目!

2008.02.14 THU



撮影/鈴木広一郎
名門・横浜高校野球部で2年生からレギュラー入りを果たし、主将を務めた2000年夏の甲子園ではベスト8進出。松坂大輔投手(レッドソックス)の2年後輩にあたる。いわば野球のエリート街道を歩んできた男が今、ボクシングの世界で頂点を目指している。

松岡 政、25歳。大橋ボクシングジムの門を叩いたのは関東学院大学を卒業してから約1年後、23歳の夏だった。プロ野球選手になるという夢が叶わず、これからどうしようかと途方に暮れていた時。子どものころから好きだったボクシングへの思いが、ふと甦った。「野球をやめても、やっぱり自分には闘うことしかない。闘っていなければいけないと思ったんです」(松岡選手)。

プロでやっていくには年齢的に遅いようにも思われるが、ボクサーの成長期は約10年。松岡選手の場合は、30歳くらいで最盛期を迎えるだろうと大橋秀行会長は見ている。何より、松岡選手はボクサーに必要な素質をすべて兼ね備えているのだという。

「トップレベルでスポーツをやってきただけあって、とにかく運動神経の固まり。180cm、70kgの元野球選手には珍しい天性のボクサー体型に、類いまれなパンチ力も持ち合わせる。これからグングン伸びますよ」

昨年6月4日のプロ初戦を2R43秒KO勝ちで飾ると、続く第2戦も2R、今年1月14日の第3戦は1R1分40秒で相手をマットに沈め、デビュー以来連続KO勝利を更新中。今春から東日本新人王トーナメントに参戦予定だが、「新人王は確実に獲れると思います。そして来年には日本チャンピオン。もちろん、先輩の松坂君のように世界も十分に狙えます」(大橋会長)。

見ている人の胸を熱くするファイトを常にしていきたい、と話す松岡選手。「ここまでは、いい戦いができている。チャンピオンには、じきになるでしょうね(笑)」。コメントにも自信があふれる。その視線の先には、野球では勝ち取れなかった日本一、世界一の栄冠をリングの上でつかむ姿がはっきりと見えているのだろう。


関連キーワード

注目記事ピックアップ

 

編集部ピックアップPR

ブレイクフォト