ウオッカやヴァーミリアンが参戦!

1着賞金、ナント4億円!!ドバイワールドカップとは?

2008.03.27 THU



写真提供/AFLO
世界の富豪が集う最近話題のドバイで、毎年競馬の超豪華レースが開催されているのはご存じだろうか? その名も「ドバイワールドカップ(ダート2000m)」(以下、DWC)。

これは3月29日に開催されるドバイ競馬の祭典「ドバイミーティング」(以下、DM)のメーンレースで、日本からはダートの現役最強馬・ヴァーミリアンが出走する。

DMとは、DWCを含む7つのビッグレースを1日に集中開催するというもの。日本でいえば有馬記念や天皇賞クラスのレースを立て続けに行うような超豪華プログラムだ。全体的にかなりの高賞金で、DWCは1着賞金が約4億円と世界一の額を誇る。国際的に高賞金といわれる日本でも、ジャパンカップの2億5000万円が最高額であることを考えれば、この破格さがうかがい知れるだろう。その理由を海外競馬評論家の合田直弘氏はこう説明する。 

「現在ドバイは石油立国ですが、将来的な石油の枯渇に備え、リゾート開発など観光事業に国力を注いでいます。DMの創設もその一環で、観光の目玉となる世界最高の競走にするため、賞金額も世界一の栄誉にふさわしい金額を設定したのでしょう」

世界最高峰といえば、一昨年ディープインパクトが挑戦したフランスの伝統レース「凱旋門賞」が有名だが、近年ではこういう伝統あるレースにも肩を並べるほどDWCの国際的な評価は高まっているという。

「欧州には200年以上の歴史を誇る競走がある一方で、DWCは13年と歴史が浅い。しかし高賞金により一流馬が集まりやすく、実際にハイレベルな競走が行われてきました。『賞金額の高さ=レースの権威』ではありませんが、結果的に高賞金がレースの権威を高める一因になっていたわけです」

歴代の優勝馬には名馬がズラリと並ぶDWC。残念ながら、そこに日本馬の名前はまだない。ヴァーミリアンは昨年も参戦して4着。日本のGI4連勝とピークの状態で本番を迎える今年は、奇跡を起こすか!?


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