6月7日、サッカー「ユーロ2008」開幕

「ユーロ2008」プレビュー注目は「死のC組」以外!?

2008.06.05 THU



写真提供/D.NAKASHIMA/AFLO
それはもう、極上の世界だ。サッカー欧州最強の国を決める4年に一度の祭典『ユーロ』(欧州選手権)では、W杯をしのぐ熱戦が毎試合のように展開されるのだ。

考えてみれば当然だろう。W杯にはアジアや北中米カリブ海といった世界のセカンドクラスにも出場権が与えられるが、ユーロは違う。本大会進出国には格下が見当たらないので、事前に勝敗予想がついてしまうようなカードがない。何しろ、今季のCLでベスト4に3チームを送り込んだイングランドが、予選で敗退しているのだ。

予選を勝ち抜いた14カ国と共催国のスイス&オーストリアは、4カ国ずつ4つのグループに分かれて決勝トーナメント進出を争う。注目は06年ドイツW杯優勝のイタリアと同準優勝のフランスに、オランダとルーマニアが同居した『死のC組』だ。世界の一流国がここまで揃うリーグ戦は、W杯ではまず実現しない。

しかし、初戦からフルスロットルの戦いを強いられることで、C組から決勝トーナメントに進出する2カ国は必要以上に消耗する可能性が高い。そこでクローズアップされてくるのが、ポルトガルとドイツだ。

ポルトガルといえば、今や世界最高のアタッカーとの呼び声が高いC・ロナウドが思い浮かぶ。だが、彼ひとりのチームではない。チェルシーで守備の要を担うR・カルバーリョや司令塔デコなど、チーム全体が高いポテンシャルを保持している。

ドイツは予選からスキのない戦いを見せてきた。2年前のW杯とほぼ同じ顔ぶれのチームは、今大会でピークを迎えそう。W杯やユーロをあと一歩で逃し続けてきたバラック主将にとって、今大会はメジャータイトル獲得の大きなチャンスである。

個人的にはスペインを推す。21歳の俊英セスクら魅惑のタレントを揃えている。ツボにはまったときの攻撃力はピカイチだ。また、現時点ではノーマークだが、スペイン人で6季ぶりに国内リーグ得点王に輝いたグイサが驚きをもたらすかも。


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