総工費370億円、今年1月にオープン!

北京五輪に向け日本代表が最終合宿中の「NTC」に潜入!

2008.07.10 THU



写真提供/アフロスポーツ
いよいよ、開幕まで1カ月を切った北京五輪。最終調整に余念がないほとんどの競技の日本代表選手たちが現在、一堂に会して直前合宿を行っているのが、今年の1月に北区西が丘にオープンした「ナショナルトレーニングセンター」(以下NTC)だ。

NTCは、地上3階・地下1階に各競技の専用練習場が入る「屋内トレーニングセンター」、屋根付きの400mトラックも備えた「陸上トレーニング場」、国際規格のハード&クレイコートが2面ずつ設置された「屋内テニスコート」、258人収容の宿泊室や選手たちの栄養管理を担う食堂などがある「アスリートビレッジ」からなる。

日本代表選手たちの競技力を世界トップレベルまで強化することを目的に、総工費約370億円をかけて竣工。ここができるまでは、各競技団体独自で国内各地の公共の体育館や宿泊施設を何カ月も前から手配しなければならなかったが、今は24時間いつでも好きな時に、好きなだけトレーニングに打ち込むことができるようになった。

「五輪でメダル獲得数トップ10に入る国々には、このような総合強化施設が必ずあります。違う競技の選手やコーチ同士がトレーニング方法やデータの収集・分析方法について情報交換をし合うなど、お互いに意識を高められることも、重要なメリットです」(NTC事務所所長・木下孝二さん)

NTCでは選手たちが集中して練習に打ち込める環境作りを最優先しており、厳重なセキュリティーのもと、普段は関係者以外は立ち入ることができない。

今回はバドミントンコートと柔道場をのぞいてみたが、さすがに世界最大の1005畳は圧巻。畳には北京の会場と同じ材質のものが用いられていて、これなら柔道陣の金メダルラッシュも大いに期待できそうだ。

なお、北京五輪終了後には北区とお隣の板橋区を中心に、一般市民を対象とした施設見学会やトップアスリートたちの指導によるスポーツ教室なども企画されるそうなので、お楽しみに!


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