名古屋を中心にフットサル戦国時代へ!

日本初の専用アリーナが完成2年目も「Fリーグ」に注目!

2008.07.24 THU

日本初のフットサルの全国リーグ「Fリーグ」の2年目のシーズンが、今月12日に開幕した。記念すべき初年度の昨年は、累計目標(15万人)を上回る15万6841人の観客を動員するなど、上々の滑り出しを見せた。

新シーズンの優勝候補筆頭は、やはり初代王者に輝いた名古屋オーシャンズだろう。Fリーグで唯一、全選手とプロ契約を結ぶチームは今季からホームアリーナを所有することになった。総工費40億円以上をかけて建設された「オーシャンアリーナ」だ。

全2569席、自然光が差し込む天井、大型LEDビジョンのあるアリーナには、レストランやフットサルグッズを販売するショップも設置され、試合観戦以外でも楽しめる。また、選手たちがフィジカルトレーニングを行うためのトレーニングルームやメディカルルームもある。他のクラブのほとんどが日によって異なる体育館を借りて練習しているなか、実際に試合を行うピッチで毎日の練習ができることは大きなメリットだ。

名古屋が充実させたのは、ハード面だけではない。新指揮官のアジゥ監督は、昨年までポルトガルのフットサルリーグの名門ベンフィカで指揮を執り、06―07シーズンには国内で3冠を達成している。その結果以上に高い評価を受けていたのが、提唱するフットサルの内容。ピッチ上の選手が連動し、流れるようにパスが回る流麗なフットサルは見る者を熱狂させた。圧倒的に恵まれた環境を与えられたチームで、アジゥ監督がどんなチームを作り上げるのか。

フットサルが面白いのは、そんなチームでも絶対に勝てるとは限らないところだ。事実、6月に行われた初のカップ戦「オーシャンアリーナカップ」の決勝では、大阪がPK戦の末に名古屋を破り、初優勝を飾っている。また、日本代表がズラリと顔を並べる浦安や、積極的な補強を行った町田も今シーズンは優勝争いに絡んできそう。名古屋を中心に、今季はどんなドラマが展開されるか。2年目のFリーグは昨年以上に多くの人を惹きつけるだろう。


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