むかしは2日間だったとの説も

ゴルフトーナメントはなぜ4日間もやるのか?

2008.08.07 THU



写真提供/Getty Images/アフロ
土曜日や日曜日の午後にテレビをつけると、なぜか必ずやっているゴルフ中継─。でも、ゴルフ好きのひとなら知っていると思うが、あのプロゴルフのトーナメントって、じつは土日だけじゃなく、多くはその2日前の木曜日から始まっていたりするのだ。つまり、18ホールからなる同じコースを4日間、計72ホールも回って、そのトータルスコアを競うのがゴルフトーナメントというものらしいのである(女子は3日間の場合が多い)。

しかし、なんで4日間もやるのだろう。勝ち抜き戦のマッチプレーならともかく、現在はおもにトータルスコアを争うストロークプレー。それなら土日だけにしたほうが運営経費だって安上がりになるんじゃないか。そのへんの理由について、日本のゴルフ界を束ね、日本オープンや日本女子オープンといったメジャー大会も主催する財団法人・日本ゴルフ協会の担当者はこう語る。

「ゴルフは通常1日に18ホール回り、それを1ラウンドといいます。で、現在、男子が4ラウンド、女子は3ラウンドやることが多いんですが、じつはなぜそうなのかは明確には言えないんです。その大会を何ラウンドにするかは主催者が決めることですから」

じゃあどうして4ラウンドが多くなったのか。そこにはこんな事情があるのだという。

「いま、毎週のようにプロのトーナメントがおこなわれていますが、トーナメントはたくさんのギャラリーが観戦し、テレビの中継も入る。ひとつにはそういう興行的・商業的な理由があると思います。また、5~6ラウンドもプレーするのは選手の負担が大きいし、かといって1ラウンドで優勝者を決めるのがはたして妥当かというのもある。そういったことも考え、4ラウンドおこなうようになったのかもしれません」

実際、たとえば日本オープンの場合、1970年まで2日から3日間でおこなわれていたというのだ。2日で72ホール回るということは、1日36ホール! オヤジのイメージが強いゴルフだが、その内実はけっこう過酷だったりするのである。


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