次世代アスリートの夢はロンドンへ

北京五輪総括!4年後への芽は見えたのか?

2008.08.28 THU



写真提供/AFLO
史上最多となる204の国と地域から、約1万6000人の選手・役員が参加して開催された「第29回オリンピック北京大会」が、8月24日に閉幕した。今大会における日本のメダル獲得数は、金9個、銀6個、銅10個。目標の「金は2ケタ、メダル総数は30個以上」(上村春樹・日本選手団総監督)には届かず、国・地域別ランキングも、前回アテネ大会の5位から8位に下がってしまった。

この結果を受けて問われているのが、代表選手の「世代交代」の重要性だ。たしかに、男子平泳ぎで2冠・2連覇の偉業を達成した北島康介選手も、17歳で初出場したシドニー大会では100m4位。200mは予選落ちからのスタートだった。五輪で勝つためには何が必要か、自分に足りないものは何なのか。若い選手が実際に肌で体感することが、その後の大きな成長と日本選手団全体の底上げにつながっていくはずだ。

そこで、次回ロンドン大会、さらには東京が開催地に名乗りを上げている2016年大会を見据えて、『R25』では、今回メダルまであと一歩に迫る健闘を見せた10代の若手選手たちに着目してみたい。

まずは、北島選手の後を継ぐ競泳界の次期エースとして期待される入江陵介選手(19歳)は、男子200m背泳ぎで5位入賞。カヌー・女子スラロームカヤックシングルの竹下百合子選手(19歳)は、同競技では日本人初の入賞、4位に輝いた。男子の5位、女子の4位入賞に貢献した卓球団体チームのエース、水谷準選手と福原愛選手はともに19歳。24年ぶりの入賞(5位)を果たした体操女子団体チームはメンバー6人中4人までが10代で構成され、最年少の鶴見虹子選手(15歳)は種目別・平均台でも24年ぶりとなる入賞で8位に食い込んだ。

来年10月には東京のほかシカゴ、マドリード、リオデジャネイロの4都市のなかから「第31回オリンピック」の開催地が決定する。国内における招致活動も、いよいよ本格化するだろう。4年後、そして8年後に向けた戦いは、すでに始まっている。


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