メダル期待の注目選手は?

もう一つの北京五輪パラリンピックの歴史

2008.09.11 THU



写真提供/APImages
9月6日に北京パラリンピックが開幕。北京五輪に引き続き、かの地では17日まで熱戦が繰り広げられます。ぜひ、日本人選手団のメダル獲得を期待したいですがその前にふと思ったのが、「パラリンピックはいつからやってるの?」という疑問。近代五輪の歴史は1896年のアテネ大会が第1回ですが、そのころからすでにあったのでしょうか?日本体育大学の野村一路先生に聞きました。

「パラリンピックの起源は第2次世界大戦後、1948年にイギリスのグッドマン博士がせき髄を損傷した兵士のリハビリで行った、『ストーク・マンデビル競技大会』とされています。そして1960年のローマ大会が第1回パラリンピックと呼ばれています」

パラリンピックの起源は意外と最近なんですね。また、パラリンピックが今のように五輪とセットで開催されるようになったのは、1988年のソウル大会から。ところで、オリンピックの名称を使った障害者のための競技大会は、実はこれ以外にもあるのだとか。

「主に身体障害を持つ選手が参加するパラリンピック以外に、1924年から聴覚障害者のための競技大会であるデフリンピック、1968年からは、競技を目的とせずに知的発達障害者の社会的自立の成果を発表する場として、スペシャルオリンピックスのワールドゲームが開催されています」

これらは障害の種類や主催団体は違うが、すべてIOCがオリンピックの名称使用を認可したれっきとした世界大会なのだ。

なるほど、少し歴史に詳しくなったところで、今大会の注目選手をお願いします!

「07年に史上初めて4大大会を全制覇した、車いすテニス世界ランク1位の国枝慎吾選手はダントツの金メダル候補。また、南アフリカのピストリウス選手は、両足義足ながら、オリンピックの陸上400m参加標準記録を超えることが期待されています」

注目選手はこのほかにも目白押し(下表参照)。9月はパラリンピック応援の日々を送ってみませんか?


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