史上初ナイトレースの波乱を受けて…

次戦「日本GP」で決着!?F1年間チャンピオンの行方

2008.10.02 THU



写真提供/アフロ
史上初のナイトレースということで開催前は若干の不安もあったものの、フタを開ければ大成功に終わったF1シンガポールGP。ドライバーにもおおむね好評で、照明に白く浮かび上がるストリートサーキットがシンガポールの美しい夜景と相まって、幻想的ともいえる独特な雰囲気をかもし出していた。

レースは序盤、フェラーリのフェリッペ・マッサがライバル、マクラーレンのルイス・ハミルトンを抑えてトップを快走していたが、14周目のピットインで給油中に発進してしまうアクシデントが発生。その後2度にわたるセーフティカー導入の影響もあり、波乱の展開に。結局、予選15番手からスタートしたルノーのフェルナンド・アロンソが待望の今季初優勝! 2位にウイリアムズのニコ・ロズベルグ、3位にハミルトンが入り、ウイリアムズの中嶋一貴も8位で今季5回目のポイント獲得を遂げた。

ランキング2位のマッサが痛恨のノーポイントに終わった結果、注目のチャンピオン争いはランキングトップのハミルトンが総合84ポイントとその差を7点に伸ばし、残るは次戦、日本GPを含めて3レースのみ。今回、終盤にクラッシュし、4戦連続ノーポイントとなったキミ・ライコネンが早くも「終戦」を宣言したため、10月12日の富士スピードウェイ決戦はハミルトンとマッサのふたりにとって、文字通り「チャンピオン争いの天王山」になりそうだ。

タイヤへの負担が比較的少ないコースとあって「ややマクラーレン有利?」といわれる富士スピードウェイだが、今季のマッサが持つ爆発力には侮れないものがあるだけに、日本GPではハミルトンとマッサの両雄が緊張感あふれる戦いを見せてくれるに違いない。そしてもちろん、地元ニッポンの大声援を受ける中嶋一貴の「初ホームGP」と、チームの年間ランキング4位を巡ってルノーと大接戦を繰り広げるトヨタの戦いにも注目。一方、苦戦を続けるホンダ勢にもなんとか「地元で一矢報いる」走りを期待したい。


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