12月6日にいよいよFINAL!

本命不在、新旧猛者が激突!K-1世界王座のゆくえ

2008.11.20 THU

体重無差別で行われる、「K‐1WORLD GP」は立ち技格闘技(キック、空手など)世界最大級のトーナメントといわれる。しかし、ここ最近いま一つ盛り上がりに欠けていたのは212cm、130kgのセーム・シュルトが3連覇を果たしていたからだ。要は技術を持ったデカイ男がカウンター狙いの試合をしたら誰も勝てないし、面白味も半減ってわけなのだ。だが、今年はその様相が一変、なんと9月の開幕戦でピーター・アーツがシュルトの攻撃をかいくぐりパンチで圧倒、まさかの判定勝利を収めたのだ。しかもアーツはK‐1第1回大会から連続出場しているベテラン中のベテラン。そんな男が王者に勝った場面は感動的ですらあった。

というわけで面白いK‐1が戻ってきた今年。ベスト8に残った男たちはいずれも猛者揃いだ。特に面白いのが新鋭4人。バダ・ハリ、ルスラン・カラエフ、エロール・ジマーマン、グーカン・サキは、まさに新世代のK‐1を担う男たちといえる。好調のバダ・ハリは今年、レイ・セフォー、グラウベ・フェイトーザらを1RKOで破り、開幕戦ではチェ・ホンマンの脇腹をボディパンチで痛めつけてTKO勝利。バダ・ハリの最大のライバル、カラエフは4試合連続KO中で、その内容も1R15秒左フック一発で相手の鼻骨を砕いたキム・ヨンヒョン戦、壮絶な打ち合いとなった9月のハリッド・ディ・ファウスト戦など名勝負ばかりだ。21歳と若いジマーマンは強烈な右フックでヨーロッパ予選を制覇、開幕戦でもグラウベを何度もマットに這わせた。また、サキは大会中に乱闘騒ぎを何度も起こしている欧州キック界の問題児だが、その実力はローキックを武器に2年間負け知らずと不気味だ。

彼らを迎え撃つのはもちろんアーツ。そして、昨年バダ・ハリにも勝って復調著しいレミー・ボンヤスキー、ジェロム・レ・バンナ、極真世界王者のエヴェルトン・テイシェイラも怖い。新世代が勝つか、アーツが再び花火を打ち上げるか、今年はかなり見ものです!


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