週末おでかけレシピ

第3回 朝市の魅力が知りたい!

2009.02.20 FRI

週末おでかけレシピ


私のイメージしている朝市はこんな感じ。主婦が集う激安マーケット状態。でも最近の朝市は…

早起きしてまで出かけたくなる朝市の魅力って?



近年の健康ブームを受け、朝会議や早朝ランニングなど、朝の時間を有効に活用することが見直されていますよね。仕事のために早起きするのはなんだかちょっとおっくうだけど、健康や自分を満たすためだったら、早起きに価値を見いだせそうな気がしません?

そこで今回は、休日の朝を有効かつおいしく過ごすために朝市にクローズアップいたします。「朝市? 新鮮な魚や野菜を求めて、主婦とかが殺到してそうだけど」と思った方、イマドキの朝市はそんなものではないのです!

「ここ最近は、魚や野菜といった食材を購入する以外に、ご当地ならではのグルメを楽しめる朝市が増えているんですよ。海沿いの朝市だったら海鮮丼、山沿いの朝市だったら山菜料理など、その場で食べられるものを提供するお店が多く出店されているようです。もちろん、その土地でしか手に入らない、しかも地元民さえ見たことがないような珍しい食材も売られているので、いろいろな発見が待ち構えていることでしょう」

と教えてくれたのは、全国の朝市や市場などの情報を発信している『朝市ネットワークサービス』の主催者・藤田公人さん。最近は、20~30代くらいのお客さんも増えていますか?

「よく見かけるようになりましたよ。あまりお金をかけることなく、地のものが食べられ、さらに朝の気持ちいい空気を吸ってリフレッシュできますからね。ドライブやデートなどにはぴったりなんだと思います。また、朝市には、その土地ならではの食材や旬のものが並びますから、都会では感じられない四季折々の食文化や土地の香りを、体感しながら知識として身につけられるのも魅力なのかもしれません。あとはやはり、対面式の買い物ですから、人と人との触れ合いや出会いも大きな魅力のひとつでしょうね」

なるほど。ちなみに、東京近郊にはどのくらい朝市があるのでしょう?

「千葉や神奈川など、海沿いの街は特に多いと思いますが、正直言って数え切れないですね。ただ、東京近郊は人口も多いですし、かなり多くの朝市が開催されているはずです。インターネットで、お目当ての地名と朝市を入力して検索すれば、かなりヒットすると思いますよ」

『朝市ネットワークサービス』のサイト上に情報が掲載されている朝市だけでも、関東地区は267件と全国トップ。また、藤田さんに教えていただいたとおり、地名+朝市で検索してみると、いろいろな朝市のページにヒットする。午前9時スタートなど、わりと遅めに始まる朝市もあれば、早朝スタートでも午後までやっている朝市もある。ということは、日が昇る前に起きなければいけないなんてこともない! 気になる朝市を発見したら、週末のおでかけスポットとしてブックマークしておくといいかも。 
「ハヤママーケット日曜朝市」の屋外販売所。小規模にも関わらず、多くのお客さんでにぎわっていました(人の波でお店がまったく見えません!)。買ったものをその場で食べられるよう、テーブルと椅子が設置されているのもうれしいですな

「葉山コロッケ」にシラス丼…葉山で朝の空気とご当地グルメを味わってきた!



ここ最近は、食材の売り買いだけでなく、ご当地グルメも楽しめるスポットとして、若い世代にも人気を集めている朝市。東京近郊でもかなり多くの朝市が開催されているそうで、『朝市ネットワークサービス』の主宰者・藤田公人さんの話によると、インターネットで行きたい地名と朝市を入力して検索すれば、いろいろな朝市にヒットするそう。

それならば、さっそく朝市を検索してみようじゃないか! 

やっぱり、朝市に行くのなら新鮮なお魚が食べたーい! ということで、東京近郊で数多くの漁港がある神奈川県の葉山に的をしぼり検索してみると、おぉっ、いろいろな朝市に結構ヒットする。どこにしようかと悩んだ結果、毎週日曜日に葉山鐙摺(あぶずり)漁港で開催されているという「ハヤママーケット日曜朝市」に行くことに決めました。

朝市当日。午前9時をまわったころ、会場近くに到着。人の波に乗って歩きながら、漁港に降り立つと。おぉ、行列と露店が並び、人々の活気でにぎわっている朝市が出現! ただ、思っていたよりも規模は小さめで、お店が並ぶ屋外の販売スペースは150m2程度。しかし、その規模のわりには、家族連れやカップルなど、かなりの人出。

屋外の販売スペースを回ってみると、干物や野菜、お酒、陶器などのお店があり、なかには葉山の名産品であるシラス丼などを販売しているお店も! さらには隣接している建物内にも販売所があり、そこでは「葉山コロッケ」や「葉山とうふ」などの加工品を扱うお店や、スモーク食品のお店、スープやサンドイッチを販売しているお店など、様々なお店が所狭しと並んでいる。とにかくお腹が空いていたので、行列に混ざり、「葉山コロッケ」やシラス丼、クラムチャウダーなど、その場で食べられそうな物を購入し、場内に設置されていたテーブルでむしゃむしゃ。「うおー!シラスうめぇー!!」と感激しながら、ひととおり完食。その間、次々とお店が売り切れとなり、ほとんどが店じまいに。ふと時計を見るとまだ午前10時。ひと仕事終えた感に浸っていたのですが、時計の針が示す時間を見た瞬間、「休日はまだまだこれからじゃん!」と、がぜんテンションが上がり、意気揚々と市場をあとに。その後、江ノ島まで足を運び、島内を探検して超充実した一日を過ごしてまいりました。
屋内の販売スペースで、かなりの人が殺到していたお店。「葉山コロッケ」や「葉山とうふ」といったご当地ならではの加工品をはじめ、丼やお寿司などがぎっしりと並べられており、次から次へと売れていく…! 早めに並んでおいて良かったです
朝市の魅力は、目的によって人それぞれ。料理好きな人にとっては新鮮な地の食材を調達する場所だろうし、私みたいに普段あまり自炊をしない&朝ごはんなん てほとんど食べないような人にとっては、新鮮かつちょっと贅沢な朝ごはんを食べられる場所。でも、両者に共通することは、早起きして新鮮な朝の空気を吸う ことによって、すがすがしい気持ちで一日を過ごせるってこと。しかも、早起きした分、その一日はとても長く感じられる。

「早起きは三文 の徳っていいますからね。朝市を目的に早起きをすれば、その土地ならではのおいしい物を食べられ、新たな食材を発見でき、一日を有効に使える。まさに 三文の徳!」と、藤田さんが語る朝市の魅力を、身をもって体験してきたのでした。みなさんも、この三文の徳を体感しに、早起きして朝市に出かけてみ てはいかが? 今回、訪れた「ハヤママーケット日曜朝市」。
取材後、いろいろと調べてみると、確かに午前9時スタートではあるけれど、
実は準備が出来たお店から、徐々にオープンしているそう。
それで、売り切れになったお店から閉店していくそうなので、
着いた頃にはすでに場内から姿を消していたお店もあったみたい。

朝市をとことん満喫するためには、入念な事前リサーチが必要かもしれません。

あと、朝なだけにかなり寒い! 
実際、私も「うめー! でも、寒ーい!」ってな感じでした。
なので、冬から春先にかけては、防寒対策をお忘れなく。
ただ、朝市にいる時間はわりと短いし、その後、近くをブラブラすることも考えると、
厚手の上着を持っていくよりは、インナーなどをいつもより多く着ていく方が◎。
暑くなったら、こそこそっと脱いで、鞄にしまえるようなやつをね。

さてさて、次回はどこへ行こうか?
日増しに暖かくなっていくし、お出かけには絶好のシーズンが到来しつつあります。

春の訪れを感じられるようなスポットはもちろん、近所で噂のスポットなどなど、
みなさまからのお出かけ情報、お待ちしております!

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