森且行選手のGI優勝が話題に!

知られざるオートレースの魅力を聞いてみた!

2009.03.26 THU



写真提供/共同通信社
今年1月、オートレーサーに転身したあの森且行選手がデビュー13年目にして初のGI優勝を飾り、大きな話題となった。しかし、オートレースについては、いったいどんなルールのレースなのかすら知らない人も多いのでは? 基本的な知識を財団法人JKA オートレース事業所に聞いてみた。

「オートレースはF1などとは異なり、規定で決められた同じ仕様の車体でレースを行います。ただし、エンジン出力などの調整は選手個人が行っており、性能の引き出し方に違いは出るかもしれません。通常のレースでは、8車で1周500mのコースを6周回して、その順位を競い合います」

さらに公営ギャンブルであるオートレースには、レースを面白くするための制度が導入されている。それがハンデレースだ。

「技量差のある選手がレースをする場合、距離によるハンデがつけられます。技量がある選手ほど後方からスタートして、理論上、ゴール付近で接戦になるように調整されているんです。どのくらいハンデをつけるかは、選手の実力と最近のタイム、選手の組み合わせによって決まります」(同)

ハンデが緊張感のある競り合いを生む。これがオートレース最大の魅力のようだ。さらにオートレースマシンにはブレーキがない。アクセルワークで巧みにラインをとり、わずか幅30mしかないコースのなかで接近戦を展開する迫力は抜群。もっと人気が出てもいい気もするのだが。

「やはり、レース場が全国に6カ所しかないというのは大きいですね。首都圏のレース場も船橋と川口にしかありません。残念ながら、東京、名古屋、大阪といった大都市にはない。実際にレース場で魅力を肌で感じてもらえる機会が少ないんです」(同)

とはいえ、最近ではネットで車券も買えるし、リアルタイムで動画も見られるようになったことで、レース場のない地域でもオートレースを楽しめる環境は整ってきている。まずは、ネットで気軽にオートレースの世界を覗いてみては?


関連キーワード

注目記事ピックアップ

 

編集部ピックアップPR

ブレイクフォト