3月29日、オーストラリアでF1開幕

新機構「KERS」導入etc.今期のF1は波乱含み!?

2009.03.26 THU



写真提供/LAT/アフロ
旧ホンダF1の売却交渉がまとまり、新チーム、「ブラウンGP」として再出発することが決定。開幕直前でようやく全10チーム、20台のエントリーが確定した2009年のF1グランプリ。大きく形状を変えた前後のウイングや溝のないスリックタイヤへの回帰など、新レギュレーションに対応した各チームのニューマシンが年明けから続々と発表され、3月29日の開幕戦に向けて、集中テストを繰り返している。

10年に1度ともいわれる大幅なレギュレーション改正が行われた今シーズンのF1だが、なかでも注目されるのが「KERS」と呼ばれる新機構の導入。これはブレーキング時のエネルギーを「回収」して追い抜き時の追加パワーとして「再利用」するという、一種のハイブリッドシステム。電気モーターなどを使って得られる追加パワーは最大80馬力! ただし1周5~6秒しか使えないから、前のマシンを追い抜きたい時、「ファイトー、一発!」てな感じで使うF1版リポビタンDみたいなモノ(?)だと思ってもらえばいいだろう。

ただし、このKERS、F1にとっては全くの新技術ということで、信頼性、安全性、コストなどに多くの課題が残っており、開幕戦までの実用化が間に合わないチームもいくつかありそうな感じ。新レギュレーションの導入でチーム間の戦力地図にも大きな変化がありそうな09年シーズンだが、シーズン序盤は新機構KERSの有無や、その仕上がり具合もレース展開に大きな影響を与えるかもしれない。

てなワケで予想が難しい今シーズンのF1だが、テストでの仕上がりを見る限り好調そうなのはフェラーリ、トヨタ、BMWあたりか? トヨタには念願の初勝利に期待が膨らむ。一方、昨年の王者、ハミルトンの乗るマクラーレンは天候不良などでテスト不足が不安材料か? プライベートチームのウイリアムズも新車の仕上がりは上々という話なので、フル参戦2年目の中嶋一貴の活躍が期待される!


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