世界のスターが競演!

欧州CL4強の激突で個の力が組織を切り裂く!

2009.04.23 THU



写真提供/AFLO
欧州サッカー界の頂点を決するチャンピオンズリーグは、ついにベスト4が出そろった。準決勝ではバルセロナ(スペイン)とチェルシー(イングランド)、マンチェスター・Uとアーセナル(ともにイングランド)が激突。覇権争いは、いよいよクライマックスに突入する。

見どころは何と言ってもスターの競演だ。「組織力の充実」は現代サッカーにおけるキーワードの一つだが、欧州の4強にはそんな風潮に「待った!」をかける個性がズラリ。完成された組織を切り裂くタレントの競演が舞台を華やかに彩る。

中でも、バルセロナのリオネル・メッシに対する称賛の声は後を絶たない。同僚のMFシャビが「間違いなく世界一の選手」と太鼓判を押せば、準決勝で対戦するチェルシーのMFデコは「今のメッシを止めるのは不可能」と舌を巻く。爆発的なスピードと抜群の決定力に磨きがかかった今季は、チャンピオンズリーグ得点ランキング首位を快走中だ。

一方、バルセロナに挑むチェルシーには、フランク・ランパードがいる。寡黙で職人気質の司令塔はプレースタイルこそやや地味だが、決定力、チャンスメーク、運動量、守備力とどれをとっても一級品。強心臓の持ち主で、大一番にはめっぽう強い。

連覇を狙うマンUの花形はクリスティアーノ・ロナウド。ポルトとの準々決勝第2戦では、距離36m、時速105km、しかも無回転というシュートを叩き込み、チームを3年連続の4強に導いた。乗せたら手がつけられない男の調子は右肩上がりの状態にある。

そして、昨季王者に挑むアーセナルの攻撃サッカーは、セスク・ファブレガスの卓越したパスセンスが彩る。「現代サッカーの申し子」と称される22歳の主将は、昨年12月に負った大ケガを乗り越えて戦線に復帰。司令塔が戻ったアーセナルの破壊力は、不在時のそれを格段に上回る。

間もなく幕を開ける準決勝を制し、今回の決勝の地・ローマへの切符を手にするのはどこか。圧倒的な存在感を放つ4大スターの競演が、欧州4強の命運を握る。


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