6月10日「東アジア選手権」開幕

復活に向けて田臥を招集男子バスケ復活なるか!?

2009.05.28 THU



写真提供/築田純/アフロスポーツ
男子バスケットボールの「東アジア選手権」が6月10日(水)から愛知県小牧市で開幕する。日本のほか中国、韓国、チャイニーズ・タイペイなど6つの国と地域が出場。開催国の中国を除く上位2位以内に入れば、8月からの「FIBAアジア選手権」の出場権を獲得できる。そのアジア選手権で上位に食い込めば、来年トルコで開かれる「世界選手権」への出場も見えてくるが、低迷が続く日本代表にとっては、残念ながら狭き門といえるだろう。

実際にどれだけ低迷が続いているかというと、オリンピック出場は1976年のモントリオール大会を最後に30年以上遠ざかっている。世界選手権は、31年ぶりに出場した98年に14位、06年は開催国枠で出場したものの1次ラウンドで敗退した。かつてはアジアのトップ3に入っていた日本だが、身長差に苦しめられるなど、国際大会に復帰した中国や躍進を続ける中東勢に差を広げられ、上昇の兆しが見えない。

そんななか今回、米カレッジでヘッドコーチとして実績を残したデビッド・A・ホッブスをヘッドコーチに招へいするとともに、元NBAプレーヤーの田臥勇太を代表候補に招集。低迷脱出へ大きく動き始めた。「大きな選手がいない分、今回のメンバーは平面での速さを重視しました。それが一番の特徴、これまでとの違いです」と話すのは、男子日本代表スーパーバイザーの倉石平氏。

「田臥はアメリカに長くいたことで、世界的な選手を数多く見ている。ほかの選手は国際経験が少ないので、外国人選手のスゴさが体で分かっていない。彼は多くは語りませんが、その言葉は強烈です」(倉石氏)

また、ホッブスヘッドコーチも規律を重んじるタイプで、「ストレッチでも、ちゃんと列を作れ!などの厳しい言葉が飛び交っている」という。「チームの和を、もう一度見直そうということですね。そこからメンタル・タフネスもついてくる。選手たちも、ダレずにやっていますよ」(倉石氏)。

今の日本に必要なのは勝ち癖。東アジアで勝って復活となるか注目だ。


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