プロのノックを球場で体感

元野球少年の夢が叶う!「サラリーマンナイト」の魅力

2009.06.25 THU



撮影/伊藤博幸
平日のナイター終了後にもかかわらず、毎回2000人近い参加者を集める大ヒットイベントがある。西武ドームで試合がある木曜日ごとに開催される「サラリーマンナイト」だ。

その名の通り仕事帰りのオトナを対象とした企画で、「プロ野球のファンサービスというと、子どもや家族向けが中心でしたが、大人が楽しめるイベントもやってほしいという声に応えて始めました」(元西武内野手・現球団事業部の高木大成氏)。

試合終了後、グラウンドが全面開放され、内野では「サラリーマンノック」がスタート。この日のゲストコーチで西武OBの小関竜也氏と高木氏が、セカンドとショートのポジションに行列をなした参加者たちに向かって、一球一球声をかけながらボールを打っていく。受ける側は、ユニホームとグローブを持参した完全装備の男性から、スーツを着たまま素手で挑む会社員、ヒールを脱ぎ捨てた裸足の女性などなど。皆、思い思いのスタイルで気軽にチャレンジ。

常連の30代男性は、「ついさっきまでプロの選手がプレーしていた熱気が残るグラウンドに立てるというのが、野球ファンにはたまらないですね」。会社を早退してやってきた20代男性は、「僕の好きな片岡(易之)選手がいつも守っているセカンドの位置につけて大感激! 素晴らしいファンサービスだと思います」。阪神ファンだという4人組も、「あの高木大成の打球を受けられるなんて、相当ラッキーっすよ。絶対にまた来ます!」と、すっかりご執心だった。

外野に目をやると、キャッチボールに興じるカップルや、人工芝の感触を味わうかのようにスライディングを繰り返す人、大の字になって寝そべっている人まで。こちらでも、それぞれ自由に、普段は入れないプロ野球のグラウンドを満喫していた。「大人が童心に返れる空間を提供したい」(高木氏)、という狙いは大成功のようだ。

木曜日は通勤カバンにグローブを忍ばせ、プロ野球選手に憧れた少年時代の夢を叶えに西武ドームへ行ってみよう!


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