歴代日本人チャンプでもトップクラス

“長谷川穂積”V9なるか?7/14トリプル世界戦に注目!

2009.07.09 THU



写真提供/中井幹雄/アフロ
プロボクシングのWBC世界バンタム級チャンピオン、長谷川穂積を知っている人はどれくらい増えただろうか。7月14日に地元神戸のワールド記念ホールで、ネストール・ロチャ(アメリカ)を相手に9度目の防衛戦に臨む、日本ボクシング界のエースだ。

世界王座についたのは2005年4月。あの辰吉丈一郎を連破したウィラポン・ナコンルアンプロモーション(タイ)を下し、王座を獲得。以来約4年、ウィラポンとのリターンマッチに完勝したのを含め、今年3月までに8度の防衛を果たしている。これは具志堅用高(WBAライトフライ級)の持つ「13度」、勇利アルバチャコフ(WBCフライ級)の「9度」に続く日本記録で、今回勝てば2位タイとなる。

試合間隔が違うので単純比較はできないものの、今回の試合をクリアすれば、王座在位期間が約4年半だった具志堅とほぼ同じになる。長期間王座を保持できる選手はめったに出現せず、「13度」どころか2ケタ防衛すら縁遠かった日本のボクシング界を考えれば、頼もしさは歴代トップレベルといっていい。サウスポースタイルからの左ストレート、右フックなど、試合を決められる一発一発のパンチのキレも出色。実際、直近の3試合は2回、2回、初回TKOと、相手に何もさせずに試合を決めている。3連続KO防衛中なので、KO決着できれば具志堅が在位中にやりとげたもう一つの記録、「6連続KO防衛」の更新も視野に入ることになり、これまた興味深い。

ちなみにこの日のセミファイナルは、長谷川と同じ真正ジム所属の高山勝成が、ニカラグアの怪物ローマン・ゴンサレス(昨年新井田豊を粉砕)の持つWBA世界ミニマム級王座に挑む。そして東京の後楽園ホールでは、WBC世界フェザー級チャンピオン粟生隆寛が3月に奪った王座の初防衛戦を行う二元トリプルヘッダー。それぞれの試合で、どんな衝撃シーンが見られるのか。日本テレビ系列で中継される予定なので見逃さないように!


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