日本にもメダル獲得のチャンスあり!?

2016年五輪から正式種目へ「7人制ラグビー」の見どころ

2009.10.01 THU



写真提供/Victor Fraile/アフロ
2016年のオリンピック開催地が決定した後の10月7~9日、引き続き国際オリンピック委員会の総会が行われる。ここでは、ゴルフとともに7人制ラグビーが正式種目となることが確実視されている。セブンスとも呼ばれている7人制。普通のラグビーとどこが違うかというと、1チームが15人ではなく7人のメンバーでプレーする以外は、フィールドの広さを含めルールなども15人制とほぼ同じ。そのため、15人制のようなスクラムやモールといった密集戦での攻防は減少。テクニックとスピード、さらにはキックで相手のタックルをかわし、ボールを前へと運ぶ単純かつ華麗な展開が特徴だ。

また、15人制が40分ハーフで行われるのに対して7人制は7分、もしくは10分ハーフ。しかも、ハーフタイムは1~2分と試合時間が極端に短い。そのため、大会も2~3日という短い期間で開催することができる。この点も、今回の五輪正式種目の有力候補となる決め手となったようだ。

15人制ラグビーといえば、コンタクトプレーが多くなる分、体格的に有利な欧州、オセアニア、南アフリカが幅を利かせてきたが、7人制では少し違ってくる。体は小さくてもスピードがあり、身体能力の高い選手を揃えることが勝利への条件となる。そこでクローズアップされるのが、15人制では世界ランク9位のフィジーだ。とにかく足が速く、トリッキーな動きで相手タックルをかわす個人技に長けた選手が多い。国際大会では、フィジーの選手がニュージーランドやイングランドといった15人制の強豪国をケチョンケチョンにしている。

となると、体が小さいことがハンデとなってきた日本にもメダルのチャンスは大いにあるということ。日本のセブンス代表は、3年前のドーハアジア大会で優勝もしている。あとはスピード自慢の選手がテクニックを磨き、7人制の戦い方をしっかりと身に付ければ、あのニュージーランドにだって勝つ可能性はある。将来的には金メダルも!?俊足ラガーに要注目だ。


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