来年3月に本大会の開催が決定!

“日本発祥”のNewスポーツ「エアボクシング」初体験!

2009.10.01 THU



撮影/鈴木広一郎
実際に打たれる怖さも打たれた痛さも感じなくて済む3分間動けさえすれば─。くらいに思って臨んでみたが、自他ともに認める運動不足自慢には、その3分すらシンドかった。

「ディフェンスも意識して!」「あ~、いまボディもらった」「手数、手数も!!」「ポイント10対8で、浦さんの負けですね」

体験した取材者に容赦なくキツい指示を出しながら、楽しそうに笑ってくれたのは、大橋ボクシングジム(横浜市西区)の大橋秀行会長。今年8月、ボクシング界初の試みとして行われた「エアボクシング プレ大会」を考案した人だ。主催した東日本ボクシング協会会長も務め、現役時代はミニマム級の世界王座を2度極めた実力者でもある。

「エアボクシング」とは、実際にパンチを相手に当てることなく、シャドーボクシングの技術やスピード、美しさを競い合うもの。グローブもヘッドギアも着用しない。両拳にバンデージ(包帯)を巻き、トランクスにTシャツのスタイルでできる競技だ。体重別による階級も、男女も関係ない。

「ボクシングジムに通う人の約7割が、健康維持やダイエットが目的で通う方たちです。そういった選手志望でない一般会員にも、選手が試合のリングに上がるのと同じ緊張感を持てる場や目標を作れないかと考えたのが、きっかけです」(大橋会長)

勝敗は、世界や東洋太平洋のチャンピオン経験者が行う採点による。家族や友人から声援を受け、元チャンピオンに注視され、さらにベスト8まで勝ち進めば、プロの世界タイトル戦も受け持つリングアナウンサーに名前をコールされるなど、日常生活では感じることのない、試合をする感覚でリングに上がれるのがこの競技の魅力だ。

現在、出場できるのは東日本ボクシング協会加盟のジムに所属する練習生のみだが、「いずれ全国レベルでできるよう広めたい」と、大橋会長はプレ大会の反響の大きさに手応えを感じている。11月23日の予選会を経て、来年3月7日には東京・大森のゴールドジムで本大会が開催される。


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