恋愛に効く! 男女の心理大辞典

第18回 恋人を好きな理由が「わかる」と危険!?

2011.04.06 WED

恋愛に効く! 男女の心理大辞典


昔から「美人は3日で飽きる」ともいわれるように、美男美女でも安心してはダメ。魅力は常に欠点の裏返しとなることを心得ておこう

魅力が欠点に変わる「フェイタル・アトラクション」



「僕(私)のどこが好き?」――なんだか甘酸っぱい問いかけだが、カップルにとってはわりとありがちな質問だろう。

そこで、「真面目なところ」とか「ルックスが好み!」など、具体的な回答をくれる人もいるだろうが、「わからない」「ぜんぶ!」などと答えを濁す人だって少なくないはず。相手のどこに惚れたのかがハッキリしないなんて、先行きが心配になってしまうが…。

「いえ、そうともかぎりませんよ。心理学ではむしろ、相手の“ここが好き!”というのが明確なカップルほど危険とのデータがあるんです。これはフェイタル・アトラクションと呼ばれる現象で、恋愛の初期段階で感じる長所は、後に欠点に変わりやすい傾向があるためです」

そう語るのは、これまでに多くの恋愛指南系の著書を上梓してきた内藤誼人先生だ。ちなみにフェイタルとは「致命的な」の意で、アトラクションは「魅力」。つまり、人がパートナーに対して最も魅力を感じる部分は、そのまま恋愛関係における致命傷になり得るというのだ。 「実際にそれを裏付けるデータもあります。米カルフォルニア大学の心理学者、ダイアン・フェルムリー氏が行った実験で、恋人のいる301名の学生を対象に、相手の魅力的な部分をヒアリングしました。数カ月後、その中からすでに恋人と破局してしまった人を対象に、別れた理由を尋ねたところ、その多くは相手の魅力の裏返しとも取れる回答が得られたんです」

データによると、「一緒にいて楽しい」ことを魅力に挙げていた人が、「いい加減でつまらない」という理由で別れたケースが22.8%で最多。次いで、「頭がいい」が「教養のひけらかしが鼻につく」(17.1%)、「ドキドキできる」が「安心できない」(10.1%)と解釈を変え、それぞれ破局の理由になったという。

「ひとつの強烈な魅力というのは、両刃の剣なんです。すごく好きだけど理由をひとつに絞れないというカップルの方が、トータルで判断されているぶん、安泰といえるかもしれません」

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