恋愛に効く! 男女の心理大辞典 第45回

男が複数のパートナーを求める理由

2011.10.12 WED

恋愛に効く! 男女の心理大辞典


「浮気は男の甲斐性」というけれど、セックス・パートナーの数は、男にとって威信や信望の支えなのであった。…とはいえ、賛同してくれる女性は少ないはず。火遊びはほどほどに 写真提供/PIXTA
世の中、浮気をしたことのない男だって少なくないはずだが、それでもなぜか、“男は浮気をするもの”と扱われることが多い。彼氏の行動を監視しようという恐ろしい(?)アプリが登場するのも、そうした風潮がもたらす弊害といっても過言ではないだろう。つくづく、男は損な生き物であると痛感させられるが…。

「でも実際、男性というのは女性経験の数を、そのまま自らのプレステージに置き換えてイメージする傾向があるんですよ。プレステージとは名声、威信、信望のことです」

そう語るのは、心理学者の内藤誼人先生だ。たしかに、これまでの交際相手の数やセックス・パートナーの数を得意気に明かす男性は少なくないし、それをこちらがどこかうらやましげに聞いてしまうのも事実だ。

「これは心理学的な調査でも実証されていることなんです。ニューメキシコ州立大学の心理学者ピーター・ジョナサン氏が、一定数の男女をサンプルに、『複数のセックス・パートナーを持つ男性に感じるプレステージの度合い』を5点満点で採点させ、集計しました。その結果、男性は平均2.65点、女性は1.79点と、とくに男性からの評価が高いことが確認されたのです」

同じ調査で、「複数のセックス・パートナーを持つ女性」への採点も実施されているが、こちらもやはり、女性よりも男性の方が、複数のパートナーを持つ女性に対して高いプレステージを感じるという結果が得られたそうだ。つまり男というのは、男女を問わず異性にモテる人間はデキるヤツ、と考えるものらしい。

なお、これはセックス・パートナーだけでなく、お金も同様であると内藤先生は語る。多く持っていれば持っているほど、男にとっては自尊心やプライド、自己評価の支えとなるわけだ。

ただし、男がいくら自尊心を保ったところで、浮気が女性から軽蔑される行為であるのは間違いない。…結局のところ、自己満足に過ぎないのかも!?
(友清 哲)

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