恋愛に効く! 男女の心理大辞典 第111回

宣言した方が恋は実りやすい!?

2014.01.28 TUE

恋愛に効く! 男女の心理大辞典


「○歳までに結婚する!」という宣言は、冷ややかな視線を集めがちだけど、心理学的には意外と有効。目標を具体的に口に出すことで、意識を高めよう 写真提供/PIXTA
この頃、男女を問わず「○歳までに結婚する!」「次に付き合う人と結婚する!」なんて宣言する人が周囲に増えてきた。恋愛に積極的であるに越したことはないから、その意気やよし、といったところだろう。

その一方で、決して異性との接点がないわけではないのに、優柔不断が災いしてかパートナーを定められずにいる人も珍しくない。フリーのまま時間ばかりが過ぎてしまうのは、ちょっともったいない気もするが…。

「そういう意味では、自ら“今年中に恋人を作る!”などと宣言するのは、じつは意外と有効なんですよ。口に出すことで目標が具体的になり、無意識に背中を押す効果がありますから。これを心理学で『公表効果』と呼んでいます」

そう語るのは、心理学者の内藤誼人先生である。この公表効果は、実際に様々な調査で裏付けられているという。たとえば次のテストだ。

「米ペンシルベニア大学の心理学者ピーター・ビュッセ氏が、14~16歳の童貞と処女316人を対象に、日頃仲間内でどのくらいセックスに関して話をするか、その頻度を調べました。そして1年後、同じ被験者を再調査したところ、前調査で性に関して話す機会が多かった人ほど、初体験を済ませている率が高いことが判明したそうです。つまり、性に関する話題に多く触れている人ほど、積極的にその機会を得ようとする心理が働いたのだと、ビュッセ氏は結論づけています」

この結果はそもそもの「興味・関心の高さゆえ」ともいえるが、目標は口に出し続ける方が、実現しやすくなる。実際、「発言することによる自己暗示効果も無視できない」と内藤先生は語る。

「結婚する、恋人を作る、なんでもいいんです。実際に言葉にして発することで、自分自身をリードしてあげることが大切なんですよ」

何より、いうだけならタダなのだ。今年は公表効果のマジックに期待してみてはどうだろう!?
(友清 哲)

※この記事は2013年1月に取材・掲載した記事です

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