恋愛に効く! 男女の心理大辞典 第61回

会話は最強のエンターテインメント

2014.02.09 SUN

恋愛に効く! 男女の心理大辞典


「現代人は情報収集能力にこそ長けていますが、それを上手に話して聞かせるスキルが足りていないように感じます」と内藤先生。いろんな人と話す機会を得てこそ、会話力は鍛えられるものだ 写真提供/PIXTA
まだまだ底冷えのする寒さが続いているけど、だからといって家にこもってばかりじゃつまらない。ここはひとつ、意中の彼女をデートにさそって、街へ繰り出したいものだ。

でも、女性が喜ぶいまどきのデートスポットって、一体どんなところだろう? できればセンスのいいところを見せつけて、あらためて彼女に見直してもらえるようなデートが提案できれば理想的だが…。

「私は最高のデートというのは、“おしゃべり”だと思いますよ。スポットに頼っているうちは、まだまだ半人前といってもいいでしょう。夜景のキレイなレストランではなく、小汚い赤提灯でも楽しいひとときを提供できてこそ、本当の意味で魅力ある男といえるのではないでしょうか」

そう語るのは、心理学者の内藤誼人先生だ。これはけだし名言! 実際、会話は他の何よりも人を楽しませうる選択肢であることが、心理学者の実験で証明されているという。

「米ロチェスター大学の心理学者ハリー・ライス氏が、複数の被験者に会話・コメディ映画・パズルゲームをそれぞれ体験させ、楽しさを感じる気分の変化率を測定しました。その結果、人は会話をしたあとに最も楽しい気持ちを味わっている、というデータが得られたそうですよ」

もちろん、相手と内容にもよるのだろうが、“楽しい会話”は映画やパズルゲームを凌駕するエンタテインメントたり得ることが明らかになったわけだ。内藤先生によれば、「会話」は次点の「映画」に3倍もの大差をつけるほど、圧倒的な高得点をマークしたという。う~ん、でもそんなに相手を楽しませられるほど、会話力には自信がないんですが…。

「たとえばデートで映画を観た後、その感想などを語り合えば、合わせ技でいっそう楽しい時間を提供できると思いますよ」

なかには「口下手だから…」という理由でデートに映画を選択する人もいるだろうが、共通の話題としてそれを生かさない手はない。内藤先生によれば、会話力とは場数を踏むことで上がるものだそうだから、会話を最強の娯楽にできるよう、精進あるのみ! ですね。
(友清 哲)

※この記事は2012年2月に取材・掲載した記事です

取材協力・関連リンク

関連キーワード

注目記事ピックアップ

 

編集部ピックアップPR

ブレイクフォト