恋愛に効く! 男女の心理大辞典 第113回

恋愛下手は気持ちが折れやすい?

2014.02.13 THU

恋愛に効く! 男女の心理大辞典


もし、仕事で大きな失敗を犯した場合。慰め、支えてくれる恋人の有無は、再起への心意気を大きく左右するはずだ。「仕事も彼女も両方大切」というのは真理なのだ 写真提供/PIXTA
忙しさにかまけ、うっかり彼女の相手をおざなりにしてしまうと、途端に「私と仕事、どっちが大事なの?」と詰め寄られる。…これは、しばしば世の男性を悩ませるシチュエーションではないか。

多くの男性にとって、その答えは「比べられるものではない」というものだろうけど、それですんなり納得してくれる女性が果たしてどれだけいるか。でも、いくら仕事が大事だからといっても、彼女と別れてしまうのは早計な気もする…。

「仕事をするうえで、恋人の有無というのは実は非常に重要です。恋人の存在が気力や自尊心の支えになることが、心理学的な調査で明らかになっていますから」

そう語るのは、心理学者の内藤誼人先生だ。たしかに、恋愛に溺れてダメになってしまうタイプもいるだろうが、逆に恋人の存在を励みに仕事に全力を尽くせるという人だっているはず。これはフローニンゲン大学(オランダ)の心理学者、ジェシカ・パス氏の実験によって証明されているという。

「パス氏は学生にダミーで用意した心理テストを実施したうえで、『恋人ができる見込みなし』と診断された学生と、『友人ができる見込みなし』と診断された学生とで、心理面への影響にどのような違いがあるのかを調査しました。その結果、恋人ができないと診断されたグループは、後者のグループと比べてはるかに自尊心のダメージが大きいことがわかったそうです。このデータは、人の自尊心を支えるのは友人よりも恋人であることの証明だと、パス氏は結論づけています」

つまり、何らか手痛い失敗を犯したり、極端に落ち込むことがあった場合、恋人のいる人の方がめげずに頑張れるのだと内藤先生は補足する。この社会で生きていくうえでは、友人だって不可欠な存在に変わりはないが、僕らの心理は無意識に恋人の方に重きを置いている…のか!?

「女性と“つがい”になれるかどうかというのは、生物として大きな問題。伴侶を得たことが、無意識下で重要な自信につながることはあり得ると思いますよ」

つまり、「私と仕事、どっちが大事?」と聞かれたら、「キミがいるから仕事も頑張れるんだ」と答えるのが正解かも。ぜひ覚えておいてほしい。
(友清 哲)

※この記事は2013年2月に取材・掲載した記事です

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