恋愛に効く! 男女の心理大辞典 第166回

性の不満は相手に伝えるべき?

2014.02.19 WED

恋愛に効く! 男女の心理大辞典


夜の生活について不満や要求があるなら、恥ずかしがらずに積極的にぶつけ合うのが吉。小さな不満や我慢は、いつしか2人の関係に致命的な亀裂を生むかもしれないのだ 写真提供/PIXTA
生活習慣や仕事、経済的な問題など、夫婦やカップルの間にくすぶる不満の種は数多あるが、“性”に関するものだって決して少なくないだろう。

しかし、ことセックスの不満を伝えるとなると、そう簡単なことではない。お互いが現状のセックスについてどう考えているかなんて、なかなか口に出して語り合うことではないし、何より「もっとこうしてほしい」なんて要求をするのは、誰しも抵抗があるに違いない。

「そういった恥じらいは日本人の美徳だと思いますが、夜の生活に十分なコミュニケーションを取り入れることが関係を良好にさせるのは、ある心理学者の調査でも実証されていることなんです。時には羞恥心を捨てて、本音で語り合ってみるのもいいと思いますよ」

そう語るのは心理学者の内藤誼人先生である。詳しく聞いてみよう。

「米ラトガース大学の心理学者ジェニファー・タイス氏が、220組の夫婦を対象に行った調査では、結婚生活の満足度を高める要因として、セックスがもっとも重要であることが明らかになりました。さらに、自分の性的な要望をきちんと相手に伝えられる夫婦ほど、満足度の高いセックスをしていることが判明したそうで、タイス氏はセックスを体と体のコミュニケーションにとどめず、どんどん対話するべきだと語っています」

セックスについてとやかくいうと、かえって嫌われてしまうのではないかという不安もある。でも、積もり積もった小さな不満足が、やがて致命的な関係悪化を招くことにもなりかねない。

「何事も、はっきり言葉にしていわなければ伝わらないもの。もしかすると、相手はあなたが気づかぬうちに小さな我慢を積み重ねているかもしれません」

2人の間で性について語り合えるようになれば、関係は安泰といえるだろう。
(友清 哲)

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