恋愛に効く! 男女の心理大辞典 第173回

IQ格差は恋愛の障壁にはならない

2014.04.09 WED

恋愛に効く! 男女の心理大辞典


心理学的な調査によると、IQと自己評価は比例しない。相手の学歴やキャリアに尻込みして、恋のチャンスを逃すのはもったいない! 写真提供/PIXTA
現代の日本では、身分の差が恋愛の障壁になるようなことは、あまり考えにくい。しかしそれでも、時に相手との“格”の差にたじろいでしまうようなことはある。たとえば、相手が社会的地位の高い職業に就いていたり、自分よりはるかに高学歴だったりする場合だ。

特に男性は、「デキる女性」に腰が引けてしまうもの。「デキる女性」は自信に満ちて見える反面、男を見る目も厳しそうだから、おいそれと声をかけられない。

「だからといって、萎縮して恋愛成就のチャンスを逃してしまうのはもったいないですよ。優秀な女性ほどハードルが高いかというと、実はそうでもないですから。海外のある心理学者が、IQと人間としての自己評価の関係を調査した、興味深いデータを発表しているんです」

そう語るのは、心理学者の内藤誼人先生だ。内藤先生いわく、ここでいう自己評価とは、自意識やナルシスト度合いなどを含め、1人の男性・女性として自分の価値をどれほどに見積もっているかを示しているそうだ。

「米ルイジアナ技術大学の心理学者ウエイド・バゲット氏が調査したのは、高lQ団体『MENSA』のメンバーと一般の大学生、それぞれの自己評価です。『MENSA』というのは人口の上位2%に属する高いIQを備えた人たちだけに入会を許される非営利団体のこと。調査の結果、MENSAのメンバー53人の自己評価は平均21.1ポイント、一般大学生が20.9ポイントと、ほとんど差が見られなかったそうです。つまり、高い能力を備えているから自信があるというロジックは、成立しないことが明らかになったわけです」

学歴や能力の差があるからといって、怯むことはない。むしろ、デキる女ほど“どうせ相手にしてもらえない”と周囲の男性から敬遠されている可能性もある。積極的にアプローチすれば、意外とライバルが少ない“ブルーオーシャン”かもしれないのだ。
(友清 哲)

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