恋愛に効く! 男女の心理大辞典 第129回

遠距離恋愛を成功させるコツ

2014.06.05 THU

恋愛に効く! 男女の心理大辞典


物理的に距離が離れると、どうしても心の距離も離れがち。上手に遠距離恋愛するには、お互いに「マーカー」を活用することが大切 写真提供/PIXTA
職業や立場によって、急な転勤と無縁でいられない人もいるだろう。長年慣れ親しんだ街を離れるのはツラいことだが、それ以上に問題になるのは恋人と離れ離れになってしまうこと。

SNSなど通信手段が多様化している現代とはいえ、距離が離れてしまうとそれだけ破局の可能性が高まるような気がしてならない。そうかといって辞令を蹴るわけにもいかないし、別れたくなければ、なんとか遠距離恋愛をうまくいかせる手立てを考えるしかないのだけど…。

「たしかにカップルというのは、距離が離れると気持ちも離れてしまう傾向があることは、心理学者の調査でも明らかになっていることなんです。米ノースカロライナ大学の心理学者ロナルド・リンドフス氏が、アメリカの国勢調査をもとに夫婦の離婚率を調べたところ、離れて暮らす夫婦の離婚率は、同居する夫婦の2倍にのぼるとのデータも明らかになっています」

そう語るのは、心理学者の内藤誼人先生。うーん、こうなると恋愛を取るか仕事を取るかという、難しい選択を迫られることに…。いったいどうすればいいの!?

「私がアドバイスできる対策としては、お互いに相手を想起させる物を、自室など普段よく目につく場所に置いておくこと。心理学ではこれを“マーカー”と呼びますが、人間というのは視覚に影響されがちな生き物なので、定期的に見ていないと忘れてしまうもの。その意味で、相手を連想させる物を常にちらつかせておくことは、非常に効果的なんです」

内藤先生によれば、マーカーはぬいぐるみでもネクタイでもいいし、より手近なところでは携帯電話の待ち受けを2人で撮った2ショット写真に設定する、というのも有効だとか。

当事者にとって遠距離恋愛はツラいことかもしれないけど、こうした苦難を乗り越えられれば、絆もいっそう深まるかもしれない。
(友清 哲)

※この記事は2013年6月に取材・掲載した記事です

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