恋愛に効く! 男女の心理大辞典 第132回

末永く関係を維持する恋愛戦略とは

2014.06.28 SAT

恋愛に効く! 男女の心理大辞典


人は刺激的な異性に惹かれがちだが、長く付き合うためには安定性をアピールすることも大切。恋人ができても長続きしないとお嘆きの方、長短期の戦略の使い分けを意識してみては? 写真提供/PIXTA
女友達からたまに、「いまの彼氏は恋人としてはいいけど、結婚までは考えられない」なんて意見を聞くことがある。つまり、一緒にいる分には楽しくても、将来を預けるにはいささか不安がある、という意味だろう。

たしかに女性ならずとも、恋人としての理想像と、結婚相手としての理想像は微妙に異なるもの。…ということは、否が応でも結婚を意識せざるを得ないこの世代、せっかく彼女ができたと喜んでいても、すぐにフラレてしまう可能性だってあるわけだ。うーん、これは心配。

「確かに、人は短期的な好みと長期的な好みが分かれる生き物。そこで私がお勧めしたいのは、最初は多少向こう見ずで大胆な性格を前面に出してアプローチし、付き合い始めてからは少しずつ堅実な一面を見せていくなど、交際の段階に合わせて戦略を使い分けることです」

そう語るのは、心理学者の内藤誼人先生だ。でも、そううまくいくものだろうか?

「これはイギリス・ニューキャッスル大学の心理学者カトリーナ・シルベスター氏が行った調査でも裏付けられているんです。シルベスター氏は保守的な性格の持ち主であることがわかるプロフィールと、大胆な性格であることが読み取れるプロフィールの2パターンを用意し、大学生の男女を対象に心理的な好感度を測定しました。その結果、男女いずれも長期的なパートナーとしては前者を好み、逆に短期的なパートナーには後者を好む傾向が顕著に表れたそうです」

内藤先生によるとこれは、人は刺激的な相手に惹かれる傾向があるものの、生涯の伴侶には安定性を求める打算的な一面を持っていることの表れだという。

実際は逆に、最初のうちは慎重に接していたのに、徐々に気を許していい加減な一面を見せ始める…というパターンが多いだろう。恋人ができても長続きしないと悩んでいる人は、ここに原因があるのかも!? 今一度、自身の恋愛戦略を見直してみてはいかがだろう。
(友清 哲)

※この記事は2013年6月に取材・掲載した記事です

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