恋愛に効く! 男女の心理大辞典 第185回

女性の浮気に世間は寛大!?

2014.07.02 WED

恋愛に効く! 男女の心理大辞典


人々の心理には、弱い者を守ろうという意識が組み込まれている。女性の浮気よりも、男性の浮気の方が厳しく評価されるのはそのためだ 写真提供/PIXTA
芸能ニュースを見ていると、浮気や不倫といったスキャンダルがひっきりなしに報じられている。プライベートまでマスコミに追われる芸能人は大変だな…と思う反面、たった1人の彼女を確保するのに四苦八苦している身からすれば、ちょっとうらやましくもある。

同時に何人もの彼女を切り盛りする。そんなモテ期、一度でいいから体験してみたい!?

「たしかに複数の異性と関係をもつのはたいしたものですが、世間は女性よりも男性の浮気に厳しいということが、心理学的な調査で明らかになっていますからね。あまり変な気は起こさない方がいいですよ」

そう忠告するのは、心理学者の内藤誼人先生だ。同じ浮気でも、男性の方が女性よりも非難される。これってちょっと不公平なのでは?

「そう、世の中は不公平なんです。これを実証したのは、米ミネソタ大学の心理学者デニス・スチュワート氏です。スチュワート氏は、既婚で2人の子供がいる市長の浮気スキャンダルを報じたダミーの新聞記事を用意し、これを223人の大学生に読ませました。この際、記事に載っている市長の名前が男性名のものと女性名のもの、2パターンを用意し、それぞれ読後に市長の支持率がどのように変わるのかを調査しました。その結果、女性市長についてはほとんど影響が見られなかったのに対して、男性市長のケースでは大幅に支持率がダウンしていることが判明したのです」

不倫というまったく同じ“罪状”でありながら、男女で評価に差がつくのはなぜだろう?

「私たちが暮らすこの社会では、“弱い者に肩入れしたくなる”という心理が意識のなかに浸透しています。この調査結果は、女性の方が守るべき存在として認識されていることの表れではないでしょうか。だからたとえば、彼女が浮気をしたから自分も浮気をした、という理屈は周囲には通用しないと思った方がいいでしょうね」

浮気は男の甲斐性ともいわれるけど、現実は厳しい。やはり、誠実に1人の女性を愛し続けるに越したことはないのだ。
(友清 哲)

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