恋愛に効く! 男女の心理大辞典 第192回

出会いを増やしても彼女はできない

2014.08.20 WED

恋愛に効く! 男女の心理大辞典


多くの異性にアタックしても、恋人ができるとはかぎらない。むしろ、1人を重点的に攻めることが、恋人をゲットする近道なのだ 写真提供/PIXTA
恋人を探すなら、出会いの数を増やすべき、という意見がある。たしかに、より理想に近い相手と巡りあうためには、次々にいろんな異性に声をかけ、脈がなさそうであれば「はい次!」と切り替える戦略が効率的なのかもしれない。いつまでも彼女ナシのままでは寂しいし、ここは1つ、気合を入れて頑張るべきか…。

「それは誤解ですよ。次々にいろんな異性にアタックするタイプの人ほど、恋人ができない傾向があることが、心理学的な調査で明らかになっています。恋愛とは“育む”ものですから、多くの相手と関係を持とうとするよりも、1人と深く付き合うことを私はお勧めしたいですね」

そう語るのは、心理学者の内藤誼人先生だ。これは心理学的な調査によって裏付けられているという。

「米ブリガムヤング大学の心理学者フランクリン・ポールソン氏が、恋人のいない男女の恋愛動向を32週間にわたって調査し、分析しているんです。その結果、多くの異性と次々に会おうとするタイプよりも、同じ相手と2度、3度とデートを重ねようとするタイプの人の方が、恋人ができる確率が圧倒的に高かったそうですよ」

つまり、下手な鉄砲も数打ちゃ当たる、ということわざは恋愛にはあてはまらないのだ。

「さらにいえば、同じ相手と2回以上会おうとした人の割合は、男性が12%、女性が26%。つまり、女性の方が同じ相手と深く付き合おうとする傾向が強いこともわかっています。一度かぎりで判断するのではなく、デートを重ねてお互いの理解を深めていく方が、女性ウケもいいはずです」

大切なのは、多くの異性を見ることよりも、1人をじっくり知ろうとすることだと内藤先生は補足する。

「ですから、たとえば合コンなどで気になる異性と出会ったら、“このあと2人で抜けだそうよ”と拙速な行動を取るよりも、“次回はこのメンバーでBBQでもやろうか”と、もう一度会えるプランを提案する方が、最終的に結ばれる可能性は高まるわけです」

たとえ一目惚れした相手であっても、焦りは禁物なのだ。
(友清 哲)

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