恋愛に効く! 男女の心理大辞典 第201回

交際前のセックスは恋の幻想を壊す

2014.10.22 WED

恋愛に効く! 男女の心理大辞典


付き合う前のセックスは、相手への満足度を下げる傾向あり。末永いお付き合いを望むなら、やはり「告白」の儀式は大切だ 写真提供/PIXTA
恋人関係がスタートする時というのは、必ずしも先に言葉ありきではない。まだちゃんと付き合っているわけではないのに、その場の雰囲気に流され、体の関係から入ってしまうのもよくあることだ。

女性の側からすれば、“告白”という儀式を経て、関係をはっきりさせてからそうした行為に及びたいのが本音かもしれないが、堅いことは抜きにしたいのが男というものだったりする。

「私も男性ですから気持ちはわかりますが、将来を見据えて長く関係を続けたいのであれば、やはり手順は守った方がいいですよ。先に体の関係を持つことは、その後の恋愛関係に不利に働くというデータもありますから」

そう語るのは、心理学者の内藤誼人先生だ。これは米ルイスビル大学の心理学者、ジェシー・オーウェン氏が行った調査で明らかになっているという。

「オーウェン氏は約800名の大学生男女を対象に、付き合う前の性行為が、その後の関係にどう影響を及ぼすのかを調査しているんです。その結果、明確な交際宣言もなく体の関係を持ったカップルほど、パートナーに対する満足度が低いことが明らかになりました。これは肉体関係が先にあることで、恋愛感情によって起こる“幻想”を得にくいためだとオーウェン氏は考察しています」

これはたしかに、男としてはうなずかざるを得ないものがある。

「恋は盲目とよくいいますが、男性は肉体関係を持つことで、相手を生身の人間として冷静に見てしまうもの。つまり、相手に対して夢を見づらくなってしまうわけですね」

長く関係を続けたいのは男も同じ。その意味では、やり逃げリスクを回避したい女性側と、利害は一致しているともいえる。やはり、女性を口説く時には男らしく、まずは交際を申し込むことから始めた方がよさそうだ。
(友清 哲)

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