恋愛に効く! 男女の心理大辞典 第99回

男は女より嫉妬深い生き物だった!?

2014.11.07 FRI

恋愛に効く! 男女の心理大辞典


進化心理学的には、男性はもともと嫉妬深くて当然の生き物とされる。ヤキモチをやくのはお互い様なのだ 写真提供/PIXTA
つい先日、仲睦まじくやっていたはずの友人カップルが破局した。理由を尋ねると、「彼女のヤキモチに耐えられなくなった」という。たしかに嫉妬というのは、男女間における“火種”の定番だ。恋人関係を末永く続けようと思ったら、やはり男らしく女性のヤキモチを寛大に受け止める努力をすべきなのだろうか。

「嫉妬は決して女性だけのものではありませんよ。男女で質は異なりますが、むしろ男性の方が本能的に嫉妬深い生き物であるといっても過言でありません」

そう語るのは、心理学者の内藤誼人先生だ。男のヤキモチはみっともないとよくいわれるから、なるべく我慢してきたつもりだけど…。これについては心理学的な裏付けがあるという。

「米アラバマ大学の心理学者ロザンナ・ガダーノ氏が、332人の大学生男女に対して、恋人が“擬似的な恋愛”を行ったときの嫉妬の度合いについてアンケート調査を行っています。ここでいう擬似的な恋愛とは、電話やインターネットを介したヴァーチャルなものを指していて、あくまでリアルなつながりを持たない関係のこと。その結果、『嫉妬する』と答えたのは女性が28.0%であったのに対し、男性は50.9%と過半数超え。直接的な浮気でなければ、女性の方が寛容であることが判明したのです」

女性の多くが“直接会わなければ別に構わない”というスタンスであるのに対し、男性はヴァーチャルであれリアルであれ、彼女が他の異性に関心を示すこと自体に激しい抵抗感を覚える性質を持っているのだと内藤先生は解説する。

「これは進化心理学のジャンルでも明らかにされている事実です。生物のオスというのは、最後に性交(交尾)した者が一番強いんです。人間にかぎらず男性器がカギ型をしているのは、自分より前に性交した者の精子をかきだし、自分の精子をそこに残すためとされています。つまり、男性は自分のパートナーを寝取られることを、本能的に恐れるようにできているわけですね」

本能といえど、ヤキモチのやき過ぎにはくれぐれもご注意を!?
(友清 哲)

※この記事は2012年11月に取材・掲載した記事です

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