恋愛に効く! 男女の心理大辞典 第204回

セックスした翌日には愚痴が減る?

2014.11.10 MON

恋愛に効く! 男女の心理大辞典


「英雄色を好む」の真偽は定かではないが、セックスには人のストレスを癒やす効果があった!  写真提供/PIXTA
性欲の強さというのは人それぞれ。最近はあまり性行為に積極的ではない若者も珍しくないようだけど、「英雄色を好む」という言葉があるように、バリバリ仕事をやる人は夜もアグレッシブなタイプが多いイメージがある。

「それはあながち間違いではないかもしれませんよ。心理学の世界では、セクシャル・ヒーリング効果というのが認められていて、セックスはストレスを癒やし、心身のコンディションを整える働きがあるとされているんです」

そう語るのは、心理学者の内藤誼人先生だ。このセクシャル・ヒーリング効果は、次のような実験で実証されているのだという。

「イスラエルにあるインターディスプリナリ・センターの心理学者タッチ・アイン=ドール氏が、75人の男女に性生活を含めた詳細な日々の記録をつけさせ、その内容を分析しているんです。結果、男女ともにセックスをした翌日の記述には、友人に対する愚痴や会社への不平不満が減少する傾向が明らかになったそうです。これはセックスで得られるオーガズムが、精神的な癒やしをもたらしていることの表れだとアイン=ドール氏は結論づけています」

つまり、性生活を充実させることは、メンタルヘルスの面でも大切なことなのだ。

「生き物というのは、性交を行うことでホルモンバランスが保たれるもの。これは動物心理学でも実証されていることで、オスとメスを隔離して育てた個体よりも、ペアにして定期的に交尾を行う個体の方が、毛並みが良くなるなど生育に好影響が見られることがわかっているんです」

また、人は人に抱かれることで、かつて母体に抱かれていた記憶を想起するため、自慰行為によるオーガズムよりは、やはり物理的に異性と交わる方がヒーリング効果は大きいと内藤先生は補足する。

職場の人間関係がうまくいかない人は、仕事のやり方よりもセックスライフを見直すべきなのかも?
(友清 哲)

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