恋愛に効く! 男女の心理大辞典 第237回

お調子者vs照れ屋、人気者は?

2015.07.06 MON

恋愛に効く! 男女の心理大辞典


恥ずかしさや照れが表れるタイプほど、周囲に好かれることが判明。あまり気取らず、自然に自分を表現するのが一番のようだ
初対面の女性の前では、ついついカッコつけてしまったり、気取ってしまったりするのが男の性(さが)というもの。なるべく弱みを見せず、隙のない男を演じるのが、良好な第一印象を植え付ける秘訣だと思うのだがどうだろう?

「それは逆効果かもしれませんよ。人はもともと、弱みも含めて素直な感情をさらけ出した方が、他人の共感を引き出しやすいもの。むしろ、初対面で緊張している様子など、気にせずオープンにしてしまった方が、好感を得やすいのではないでしょうか」

そう語るのは、心理学者の内藤誼人先生である。これは次のような実験によって裏付けられているという。

「オランダのアムステルダム大学の心理学者クリスティナ・コロネッシィ氏が、複数の子供を集めて次のような実験を行っているんです。コロネッシィ氏は子供たちに1人ずつ、ビデオカメラの前で動物のモノマネをするよう命じました。そして、その反応をチェックすると同時に、それぞれのクラスの中での人気を測定しました。その結果、人前でモノマネをすることに対して、より恥ずかしさを露わにしていた子供ほど、人気が高いことが判明したのです」

お調子者より照れ屋の方が人気者になるというのは意外だが、内藤先生によると、心理学者としては納得できる結果だという。

「心理学では以前から“しくじり効果”というのが確認されており、完璧な人よりもドジな人の方が周囲から好かれることがわかっています。今回のコロネッシィ氏の実験も、こうした効果をあらためて示すもので、弱さを素直に表現する人の方がとっつきやすく感じるという傾向が確認されたんです」

初対面のときの気恥ずかしさ、ぎこちなさは、決してマイナスポイントではないわけだ。人見知りに悩む人にとっても、これは朗報なのではないだろうか。
(友清 哲)

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