恋愛に効く! 男女の心理大辞典 第239回

愛には人の性格を変える効果あり!

2015.07.29 WED

恋愛に効く! 男女の心理大辞典


人は愛する相手にあわせて性格を変える。気長な付き合いを意識することも大切かも (写真提供/xiangtao / PIXTA)
新しい彼女ができたとき。最初のうちこそラブラブな関係でいられたものの、付き合っていくうちに相手の嫌な面が見えてきて、少しずつ熱量がダウンしていくようなことは、いかにもありがちだ。

人は誰しも長所と短所があって当たり前。不満を感じないパートナーを見つけるのは、至難の業だろう。そう考えると、交際から結婚に至るまではなんと遠い道のりであることか。

「せっかく縁あって出会ったわけですから、ちょっとくらい相手の性格に難があっても、長い目で見る努力は必要ですよ。ちゃんと惚れられていれば、パートナーの性格は自分が望む方向に変わっていくもの。これを、心理学では“ミケランジェロ効果”と呼んでいます」

そう語るのは、心理学者の内藤誼人先生だ。だが、本当にそんなうまい話があり得るのだろうか?

「これは米サザンメソジスト大学の心理学者ステファン・ドリゴタス氏の調査によっても明らかにされています。ステファニー氏は53組のカップルを対象に追跡調査を行い、 4~5週おきに両者の性格診断を実施しました。その結果、お互いの性格がパートナーの望む方向に少しずつ変わっていく事実が確認されたそうなのです。このデータをもってステファニー氏は、ミケランジェロ効果が実証されたと結論づけています」

ミケランジェロ効果とは要するに、愛情を持って相手のよさを認め合っていれば、最良の自分を彫刻するように短所をそぎ落とし、長所を際立てられるということだ。つまり、ささやかな性格の不一致は、長い目で見れば解消できる可能性が高いのだと内藤先生は語る。

「なお、効果的に相手を自分好みの性格に育んでいくコツは、現状よりほんの少しだけ上の希望を伝えること。たとえば1日1通しかレスをくれないようなメール無精な恋人には、いきなりすべてのメールに返事を要求するのではなく、まずは1日3通のレスをもらえるように促す。そうやって徐々にハードルを上げていき、最終的に希望のレベルに到達してもらえばいいんです」

愛情が冷めないうちにしっかりコミュニケーションを取れば、パートナーを“自分色”に染めることも可能なのだ。
(友清 哲)

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