恋愛に効く! 男女の心理大辞典 第241回

日本のNGサインは海外で通用せず

2015.08.10 MON

恋愛に効く! 男女の心理大辞典


日本人の曖昧な態度では、NGサインは伝わらない。その気のない外国人異性からのアプローチは、毅然とした態度で拒否するべき (写真提供/blanche / PIXTA)
最近、外国人観光客が増えている。やはり日本が注目されるのは嬉しいし、観光地として人気を博すのは経済面でのメリットも大きいだろう。たまに英語で道を聞かれたりすると、ちょっとした異文化交流を果たした気分になるものである。2020年に向けて、これからさらに外国人観光客が増えるとすると、ひょっとすると海外の異性と恋愛関係に発展するようなことだってあり得る…かも!?

「たしかに、これだけ国際色豊かな社会になっているわけですから、恋愛対象を日本人だけにしぼる必要はないかもしれませんね。ただ、国が違えば文化や風習も異なりますから、恋愛における作法にも注意が必要ですよ」

そう語るのは、心理学者の内藤誼人先生だ。いわく、外国人との出会いを望むなら、国や文化によるコミュニケーションの違いを知っておかなければ深刻なトラブルに発展しかねないという。

米ジョージ・ワシントン大学の心理学者ジャミー・ゴールデンバーグ氏が、次のようなデータを発表しているのだ。

「ゴールデンバーグ氏は日米の大学生を対象に、『恋人(あるいはそれに近い関係の男性)から、無理にセックスを強要されたらどうする?』とアンケート調査を実施しました。その結果、アメリカの女性ははっきりと拒絶の意思を伝えるのに対し、日本の女性は『また今度ね』とか『今日はちょっと…』と、はぐらかすようなコメントでその場を逃れようとする傾向が顕著に確認されたそうなのです。これはともすれば、可能性を示すメッセージにも受け取られかねません」

顔色から本音を察する文化は、日本特有のもの。外国人を相手にした際には、少し強めに断るよう心がけるべきというのが、内藤先生からのアドバイスだ。

「私たち日本人が異性にアプローチする際には、言葉の端々や表情、態度などから、どの程度脈がありそうなのか、なんとなく察しようとするもの。相手も自分の本心を察してくれて当然だと考えている節があります。ただ、その前提は外国の人には通用しないと思っておいた方がいいでしょう」

もちろん、拒絶の意思だけでなく、好意だって伝わらない可能性がある。国際恋愛を夢見る方は、気持ちをストレートに伝えるトレーニングを積んでおこう。
(友清 哲)

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