恋愛に効く! 男女の心理大辞典 第246回

秘密の交際、盛り上がりは最初だけ

2015.09.14 MON

恋愛に効く! 男女の心理大辞典


交際初期には男女間の恋愛感情は高まることが判明。ただし、長く隠しすぎると逆効果になるのでご注意! (写真提供/tomos / PIXTA)
社内恋愛をしている場合など、その関係が周囲にばれないよう気を配っているカップルは少なくないだろう。不倫をしているわけでもないのに、なんとなく関係をオープンにするのがはばかられるのは、好奇の目にさらされるのを懸念してのことだろうか。

しかし、あまり色恋沙汰を表に出したくない女性もいれば、積極的に恋人自慢をしたい女性もいる。いったいどうするのが正解なのだろう? 心理学者の内藤誼人先生に相談してみた。

「心理学の世界では長らく、秘密の恋の方が盛り上がるというロマンチック・シークレット仮説と、逆に交際を隠すことで恋愛感情に水を差すという仮説、2つの説が議論されてきました。ところが近年になって、ようやく答えを示すデータが得られたんです」

内藤先生のいうデータとは、次のような調査結果だという。

「調査を行ったのは、米国空軍士官学校の心理学者クレイグ・フォスター氏。彼が職場や学校などで恋人がいることを隠している564人を対象に追跡調査したところ、付き合い始めた直後は関係を隠すことで恋愛感情が高まる傾向があり、一定の期間を経ると、逆に恋愛感情を抑制する方向に働くことが明らかになったそうなのです。つまり、最初は秘密を共有することで高揚感を得られても、次第に隠し通すことが心の負担やストレスになってしまうわけです」

ちなみに“一定の期間”がどの程度の時間を指すのかは、カップルそれぞれの環境や状況、あるいは性格によって変わるので、定義が難しいと内藤先生は語る。

「おおよそ、親しい友人たちの間で関係が知れ渡ったら、少しずつ職場や学校でも関係を明かしていくのがベターなのでは? よほど特殊な事情がないかぎり、恋人に存在を隠し通されるのは、誰しもあまりいい気はしないでしょうから」
(友清 哲)

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