恋愛に効く! 男女の心理大辞典 第258回

“人前でイチャイチャ”の心理効果

2015.12.07 MON

恋愛に効く! 男女の心理大辞典


人前でイチャイチャするカップルは、そうでないカップルよりも結びつきが強いことが判明した。…でも、公共の場ではほどほどに (写真提供/bst2012 / PIXTA)
クリスマスが近いせいか、人目もはばからずイチャイチャしているカップルが、やたらと目につく今日この頃。電車の中でベタベタ、改札前でハグ、街角でチュー…本人たちは幸せなのだろうけど、見せつけられる側としてはなんというか不愉快である。

もう少し我慢して、2人きりになってから思う存分イチャイチャすればいいのに…などと考えてしまうのは、嫉妬がすぎるだろうか?

「気持ちはわかりますが、じつは人前でイチャイチャする行為は、少なくともカップルにとって悪いことではないんです。ある心理学者の調査により、人前でのスキンシップには、関係を円満に維持する効果があることが判明しているんですよ」

そう語るのは、心理学者の内藤誼人先生だ。詳しく聞いてみよう。

「これはスイスのフリブール大学の心理学者、アニク・デブロット氏が発表したデータです。デブロット氏は102組のカップルを対象に、半年間の追跡調査を実施しています。彼はまず、それぞれのカップルが普段、公共の場で行っているスキンシップの度合いを調査しました。そしてその半年後に、心理テストによって双方の愛情の度合いを測定したところ、2つのデータには明確な相関関係が確認されたそうなのです」

デブロット氏によれば、日頃から他人の目につく場所で互いの体に触れる機会の多いカップルほど、半年後も感情的な結びつきが強い傾向が確認されたそうで、これは母子の関係にも見られる現象なのだと論じているという。

「人はオープンにスキンシップをはかるほど、公認の仲として認知されることを自覚し、関係を強める性質があるんです。つまり“人前でイチャイチャ”は、相手との関係を強めようとする本能的な所作ともいえるでしょうね」

恋人同士が末永く円満な関係を維持するためであるなら、まわりがあまり目くじらを立てるべきではないのかも?
(友清 哲)

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