恋愛に効く! 男女の心理大辞典 第271回

人見知りアピールにメリットなし

2016.03.07 MON

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相手と仲良くなりたいのであれば、「私は人見知りだから…」はご法度。苦手意識は胸にしまい、できるだけ積極的に! (写真提供/NOBU / PIXTA)
合コンでも飲み会でも、初対面の男女が集まる場というのは、誰しも多少の緊張感があるものだ。なかには「私は人見知りだから…」と苦手意識を前面に押し出す人も少なくない。

きっと、人見知りには人見知りなりの戦術というのがあるはずだ。女性なら口数控えめな清楚さを、男性ならちょっと不器用で寡黙なタイプを演じることで、「人見知り」という短所を長所に変えられるのではないか? 心理学者の内藤誼人先生に聞いてみよう。

「初対面の相手とコミュニケーションをとる際、人見知りはやはりひとつのハンデです。少なくとも、『私は人見知りだから…』とあらかじめ宣言するやり方は、マイナスにしかならないでしょう。逆に、できるだけ自分を鼓舞して人見知りを隠し通す努力をする方が、相手と仲良くなるためには有効です」

これは性格云々以前に、合コンや飲み会に臨むスタンスの問題だと内藤先生は解説する。

「米ニューヨーク州立大学の心理学者アーサー・アロン氏が、大学生男女を集めて次のような実験を行っているんです。男女それぞれが初対面の異性とペアになり、15分間のトークを行うのですが、アロン氏はこれにあたって被験者を2つのグループに分けました。片方のグループには、できるだけ相手と親密になるように心掛ける条件をつけ、もう片方にはあまり自分をさらけ出さないという条件をつけたのです。そしてトーク終了後、互いの親密度を測定する心理テストを実施したところ、前者の親密度が約58ポイントであるのに対し、後者は約46ポイントにとどまったそうなのです」

このデータは、親しくなろうとする姿勢が、いかに結果に影響を及ぼすかを示している。

「短時間で親密になるためには、相手に自分のことを知ってもらうことが不可欠。人見知りであると宣言してしまうと、相手に気をつかわせてしまいますし、自身について語る機会も減りますから、やはり関係構築のためには不利なわけです」

出会いを求めるなら、自分が人見知りであることを、いったん忘れてしまった方がよさそうだ。
(友清 哲)

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