恋愛に効く! 男女の心理大辞典 第272回

「結婚すると変わる」は女性だけ?

2016.03.14 MON

恋愛に効く! 男女の心理大辞典


結婚すると女は変わる…は本当だった。しかし、多くはポジティブな変化。女は妻となり、母となることで成長するのだ (写真提供/xiangtao / PIXTA)
ひと昔前はよく、「結婚は人生の墓場」という言葉を耳にした。男女がラブラブでいられるのは最初だけで、長く夫婦生活をともにするうちに関係は変化し、以降は耐え忍ぶだけの生活が待っている、という意味だ。

実際、結婚すると女は変わる…というのは既婚男性からよく聞く愚痴である。男の勝手な言い分なのだろうが、それでも結婚に憧れを持つ身からすれば、気になる言葉だ。女性は本当に、結婚を機に変わるのか? 心理学者の内藤誼人先生に聞いてみよう。

「それについては、米ウェルズリー大学の心理学者ポール・ウインク氏が、興味深い実験を行っています。ウインク氏は同大学の学生男女を卒業後も追跡調査し、27歳、43歳、52歳の時点で性格テストを実施しています。つまり、人は年齢を重ねるとともに、性格が変わるものなのかどうかを調査したのです」

卒業時を22歳とすれば、じつに30年にわたる長期的な研究。当然、多くの被験者はその間に結婚を経験することになる。その結果――。

「年代ごとの性格テスト結果を分析したところ、男性は結婚の有無にかかわらず、性格があまり変わらないのに対し、女性は結婚すると性格が変わる傾向が明らかになったそうなのです。しかしこれは、ポジティブな変化が顕著で、たとえば人当たりが良くなってコミュニケーション能力がアップするケースが多く見られたとか」

内藤先生によると、女性の場合は結婚を果たしたことがひとつの自信になるという。まして、子供を産んで母となればなおさらだろう。

「見方を変えれば、女性は内面的な“伸びしろ”を持っているということ。一方で男性は、結婚などのライフイベントを経てもあまり成長しないんです。結婚した男性は、成長していくパートナーの尻に敷かれるくらいでいいのかもしれませんね」
(友清 哲)

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