意欲はアップ! 残業時間は減? パパ200人に聞く

仕事との付き合い方は子どもの誕生でどう変わる?

2016.07.08 FRI

格好いいパパに!オトコの子育て道場


パパなら誰もが悩む「仕事」と「家庭」のバランス。仕事を頑張る姿を見せるもよし、家庭を大切にする姿を見せるもよし。様々な形がありそうです
イラスト/あゆたか / PIXTA(ピクスタ)
子どもが生まれても、仕事も育児も頑張りたい…そんなパパが増えてきた昨今。とはいえ、生まれてからしばらくは、初めてのことも多く戸惑ったり、夜泣きに悩まされたり…両立が難しく感じることも多いだろう。そうなると仕事との付き合い方に変化も起こりそうだ。では、子の誕生によってパパたちの仕事はどんなふうに変わるのか。25~39歳の子持ちの既婚男性200人に、子どもが生まれたあとの仕事の変化について聞いた(R25調べ・協力/アイリサーチ)。

●子どもが生まれる前と後で「仕事への意欲」はどう変わる?


・高くなった 42.5%
・低くなった 11.0%
・変わらない 46.5%

家族が増えたことによるモチベーションアップのためか、仕事へのやる気は「高くなった」が42.5%。「低くなった」が11.0%にとどまったところを見ると、子どもの誕生は仕事のやる気につながるようだ。「変わらない」と答えたパパも含めた、それぞれのコメントを聞いてみよう。

・「意欲は高くなった」と考えるパパの意見


「守るべきものができたという責任感から」(29歳)
「家族と楽しく過ごせるようにメリハリがついたので」(29歳)
「養う対象が増えたから」(34歳)
「責任感が増した」(35歳)
「給料を上げるために頑張っている」(38歳)
「早く帰るために集中して仕事をするようになった」(38歳)
「一家の大黒柱として支える立場をより強く自覚するようになったから」(38歳)

・「意欲は低くなった」と考えるパパの意見


「早く帰りたくなった」(37歳)
「早く帰って子供の顔を見たいと思うようになったから」(37歳)
「子ども優先で考えるようになった」(32歳)
「家庭のウェイトが高くなったから」(33歳)
「生活できればいい」(34歳)
「メインが子供だから」(39歳)

・「意欲は変わらない」と考えるパパの意見


「仕事へのやる気は子供に関わらないため」(29歳)
「プライベートと仕事は別なので」(31歳)
「特に気持ちに変化はなかったので」(35歳)
「守るべきものは増えたけど、仕事は常に真面目にやるもの」(35歳)
「子どものために仕事をしているわけではないので」(37歳)
「意欲が高かろうが低かろうが収入は同じだから」(37歳)

「高くなった」と答えたパパのなかには、「社会的地位が欲しくなった」(33歳)というコメントも。子どもに尊敬される父親でありたい、と思うようになったからか出世欲も出てくることがうかがえる。とはいえ「低くなった」パパの意見も、家族や子どもを大事にしたくなった結果、低くなったと考えられ、一概にモチベーションが低下しているとも言えない。

次に聞いたのは残業時間(労働時間)について。上の質問では、「早く帰りたくなった」(37歳)というコメントもあったが、実際、長くなるのか短くなるのか。

●子どもが生まれる前と後で「残業時間(労働時間)」はどう変わる?


・長くなった 16.0%
・短くなった 21.5%
・変わらない 62.5%

「長くなった」「短くなった」ともに少数派で、2割前後。子どもの誕生で業務量が変わるわけではないので、仕事時間に変化はないようだ。残業時間(労働時間)が変わったというパパのコメントを紹介しよう。

・長くなった


「残業代を稼ぎたいから」(34歳)
「子育てにお金がかかるから、残業を増やしてもらった」(35歳)
「うまれた後役職がつき残業が増えた」(36歳)
「お金が必要だから」(39歳)

パパになったことをきっかけに、「残業を増やしてもらった」などのコメントは多かったが、年齢的にもちょうど役付きになるころでもあるため、「単純に仕事が忙しくなったから。子供が生まれたこととは関係ない」(37歳)などの意見もあった。では一方、短くなったパパのコメントは納得の内容だった。

・短くなった


「子どもが寝る前に帰って起きてるうちに会いたい」(29歳)
「子供と関わる時間を少しでも長く取ろうと意識し、実行した」(31歳)
「早く帰って妻の役に立ちたいから」(35歳)
「迎えに行くため残業しなくなった」(35歳)
「子供に会いたいから残業が減った」(37歳)
「毎日娘に絵本を読んであげたいと志すようになったからです」(37歳)

子どもと過ごす時間を長くしたい、というイクメンパパのコメントが相次ぎ、ビジネスマンでありながら子どものことを考える様子がうかがえた。

最後は、仕事の優先順位について。ここまでの結果を見ると、「子どもが第一」になるパパは多そうだが、仕事と子ども(家庭)はどちらの方が大事なのか。

●子どもが生まれる前と後で「(生活のなかに占める)仕事の優先順位」はどう変わる?


・高くなった 16.5%
・低くなった 31.0%
・変わらない 52.5%

社会人たるもの仕事が最優先…だったのはパパになる前まで。子どもが生まれたら優先順位は下がると答えた人が3割を超えた。これはなかなか多い数字だ。とはいえ「高くなった」と答えた人も、「子供のために頑張ろうと思う」(33歳)など、「家族を思って」というコメントが相次ぎ、子どもの誕生がモチベーションにつながっていることは間違いなさそうだ。

世のパパたちは子どもの存在を励みに、日々仕事に取り組んでいることが明らかになった今回の調査。仕事をしている今が楽しい未婚者もモチベーションが高まる調査となったかもしれない。

(小笠原敦)

関連キーワード

注目記事ピックアップ

 

編集部ピックアップPR

ブレイクフォト