ちゃんと育っていける? 日本の将来が心配に

子どもが生まれると「政治への関心」高まるパパ●割

2016.07.13 WED

格好いいパパに!オトコの子育て道場


子どもが生まれる前には思いもしなかった心境の変化がパパには訪れることがわかった。いつかはそんな変化を味わってみたいものですね
写真提供/sasaki106 / PIXTA(ピクスタ)
参議院議員選挙が終わり、全体の投票率は54.70%という結果に。前回より2.09ポイント上昇もこれは戦後4番目の低水準だった。選挙に行った人、行かなかった人それぞれいると思うが、この意識は人の親になって変わったりするのだろうか。子どもの将来を考えるなら、日本のことに無関心ではいられないはずだが…。そこで、25~39歳の子持ちの既婚男性200人に、子どもが生まれたあとの気持ちの変化について聞いた(R25調べ・協力/アイリサーチ)。

●子どもが生まれる前と後で「政治への関心」はどう変わる?


高くなった 38.0%
低くなった 5.5%
変わらない 56.5%

4割近くのパパが「高くなった」と答え、関心の高まりを感じさせる。では、それぞれのコメントを聞いてみよう。

・「政治への関心が高くなった」と考えるパパの意見


「教育などに対して関心が高まったので」(28歳)
「各種制度などは気になる」(29歳)
「子どものための政策等に関心が出てきた」(31歳)
「育児支援について知りたい」(33歳)
「子供が生活しやすい社会になってほしいから」(34歳)
「子育て支援策に興味がわくようになりました」(36歳)
「やはり、自分たち、子どもたちの将来がかかっているため」(37歳)
「より良い日本になってもらうのが子供達にとってはとても重要な事だと感じたので」(37歳)

・「政治への関心は低くなった」と考えるパパの意見


「何をやっても変わらん」(36歳)
「政治に関心はない」(37歳)
「優先順位は低い」(34歳)
「国民の声は、全く関係ない気がする」(37歳)
「信じられない」(33歳)

・「政治への関心は変わらない」と考えるパパの意見


「子供に左右されないため」(29歳)
「政治と子供は関係なく感じるから」(31歳)
「もともと政治に対する関心は、人より高いと思っているから」(38歳)
「以前から政治に関心があり、子供が生まれたからと言って関心度は変化ないから」(37歳)
「ずっと関心が薄い。子供が生まれても変わらない」(38歳)
「そもそもなにかを期待しているわけではないので」(37歳)
「もともと日本の政治に関心がないし、期待もしていない」(39歳)

「変わらない」と答えたパパは、元々関心があった人もいれば、元々関心が薄い、と答える人もいるなど様々。「高くなった」パパのなかには、「親になって色んなことをしっかり知ろうと思えたから」(28歳)という、父親としての自覚を強調する人もいた。

さて、次に聞いたのはもう少し広く「日本の将来」について。子どもが誕生すれば、そのあたりの意識にも変化があるのだろうか。

●子どもが生まれる前と後で「日本の将来に対する意識」はどう変わる?


高くなった 34.5%
低くなった 6.0%
変わらない 59.5%

こちらは「高くなった」が若干減って34.5%。どんなことに意識が向くようになったのか。「低くなった」と答えたパパもあわせてコメントを紹介しよう。

・「日本の将来に対する意識は高くなった」と考えるパパの意見


「子どもが暮らしやすい日本になってほしいから」(29歳)
「各種制度などは気になる」(29歳)
「子供が大きくなった時に良い社会になっていてほしいから」(34歳)
「安全保障」(36歳)
「将来どのような国になるか、子供たちが夢を持てるか不安になる」(37歳)
「高齢化、少子化と言われているので、子どもたちの負担が気になる」(37歳)
「平和な世の中にしてあげたいから」(38歳)

・「日本の将来に対する意識は低くなった」と考えるパパの意見


「自分の周りでは景気が良くならないので」(38歳)
「将来に希望が持てない」(38歳)
「今の職場は子どもが産まれると、手当が減る。少子化対策っていったい何なんだ」(36歳)
「経済や財政難、人口減少と暗い」(35歳)
「増税ばっかだから」(37歳)

「意識は高くなった」パパのコメントは様々な点に注目していることがわかるが、子どもへの思いという意味では、「自分たちだけの世代だけ生きられればいいわけじゃないから」(35歳)とのコメントが印象的だった。まさしく父親の意識が芽生えたコメントといえるだろう。

では最後にこんな質問を。

●子どもが生まれる前と後で「幸せの実感」はどう変わる?


高くなった 73.5%
低くなった 8.0%
変わらない 18.5%

やはり子供が生まれたことによって幸せに思うことが増えるため、「高くなった」が7割超え。

「子供の笑顔が見られるだけで、幸せな気持ちになるようになった」(29歳)
「子供との関わりで、ふとしたことが幸せだったりする」(37歳)
「やはり喜びが一人分多く感じられるようになったので」(37歳)
「子供がいる生活は、幸せの次元が違うように思う」(38歳)

子どもを持つことが人生の楽しみのすべてではもちろんない。が、子持ちの男性が楽しそうに子どもの話をすると「ちょっといいな」と思ってしまうのも事実。「幸せの実感」がこれほど高くなるのであれば、いつかはそんな“次元の違う”幸せを味わってみてもいいかもしれない。

(小笠原敦)

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