恋愛に効く! 男女の心理大辞典 第299回

男が「私といてもつまらない?」と聞かれる心理学的理由

2016.09.19 MON

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男はつい、慣れ親しんだ彼女の前では表情を作ることをサボりがちだが、余計な火種にならぬようご用心
写真提供:IYO / PIXTA(ピクスタ)
デートの最中に、おもむろに彼女から、「……ねえ、私といてもつまらない?」といわれてしまった経験はないだろうか。男としては楽しんでいるつもりでも、女性から見ると退屈そうに感じられるらしい。無表情が誤解を呼ぶことで発生するトラブルだ。

こうしたささいな行き違いから、破局に至らないともかぎらないので要注意だが、勝手知ったる関係だけに、愛想笑いをつくるのもおかしい気がする。どうすれば、「つまらないわけではない」とわかってもらえるのだろう?

「表情にはじつは、性差が存在するんですよ。男性がデート中につい、つまらなそうな顔をしてしまうのは、統計的に致し方のないことともいえます」

そう語るのは、心理学者の内藤誼人先生だ。一体どういうことだろう。

「米カリフォルニア大学の心理学者ジェリカ・ノロナ氏が、37組のカップルを集めて、次のような調査を行っているんです。ノロナ氏は被験者の男女に10分間のトークをしてもらい、その間のそれぞれの表情をビデオに撮影、トーク終了後に比較分析しました。その結果、大方の女性が楽しそうに話しているのに対して、男性は10分間を通して表情に変化がほとんど見られなかったそうなのです。これは感情の振れ幅に男女差があることの証しであると、ノロナ氏は結論づけています」

たしかに、まわりを見回しても、男性と比べて女性には表情豊かな人が多い。男が自然にしているとつまらなく見えるなら、女性といるときくらいは多少オーバーなくらいに感情を表現した方がいいのかもしれない。

「女性から『つまらない?』と聞かれたら、男性の皆さんは表情が乏しいことについて謝るのがベストでしょう。そのうえで、このノロナ氏の実験データをトリビアとして紹介して、『…だから、決して悪気があるわけではないんだよ』と添えてみれば、その後の会話がはずむのでは?」

なるほど! これはたしかに気の利いた言い訳といえそう。ぜひ覚えておこう。
(友清 哲)

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