“若者の恋愛離れ”は下げ止まり?

『君の名は。』効果? 彼氏・彼女が欲しい若者急増

2017.01.08 SUN

噂のネット事件簿

交際意欲には恋愛コンテンツの流行が重要?
しばしば男性の“草食化”や、恋愛経験のない若者が増えているなどと報じられる今日この頃。1月9日の「成人の日」を前に、結婚相手紹介サービス大手のオーネットが、「2017年新成人の恋愛・結婚意識調査」(インターネット調査、対象:2017年に新成人を迎える男女各300人、期間: 2016年12月1日~12月5日)の結果を発表。それによると、「交際相手がほしい」という新成人が、今年は昨年の64.0%から74.7%と急増していることが明らかになっている。

1996年には「交際相手がいる」割合は50.0%だったが、その後年を追うごとにどんどん減少。リーマンショックが起こった2008年には30%を切る29.2%、さらに東日本大震災があった2011年は23.0%にまで減少した。しかし2012年からは増加傾向に転じ、2017年は昨年より4.5ポイントアップの30.7%と、久しぶりに3割を超えた。

さらに、交際相手がほしいかどうかについては、2000年には90.0%の若者が「交際相手がほしい」と答えたが、こちらの割合も年々下降。2015年には過去最低の62.6%となったが、2017年は前年の64.0%から74.7%と急上昇している。

交際相手がほしい理由としては、「一緒に過ごす相手が欲しい」が男女ともにトップ(男性75.4%、女性74.2%)。2位以下は「ときめきたい」(男性33.8%、女性45.2%)、「なんでも相談できる異性が欲しい」(男性27.7%、女性32.3%)と続いた。

若者が恋愛に積極的な姿勢をみせていることが読み取れる結果に、同社では、景気の上昇や、大ヒット映画『君の名は。』などの恋愛コンテンツが後押ししているのではと分析。確かに2016年は同映画のほか、ドラマでは『逃げるは恥だが役に立つ』、レコード大賞では西野カナが「あなたの好きなところ」で大賞を受賞するなど、何かと“キュンキュン”させる内容が話題になり、Twitterでも

「君の名は めっちゃよかった(^_^) 恋したいンゴゴゴゴゴゴ」
「なんか西野カナの歌みたいな恋愛したいなあ」
「逃げ恥みたいな恋したい」

などといった声がみられている。しかし一方で、

「逃げ恥見るとなんかこう…恋愛したいなって気持ちと萌えと結婚できないのを思い出して心がしんどいのが同時にくる」

というつぶやきも。

なお、同調査による新成人の「結婚したい割合」は、こちらも昨年(74.3%)より上昇し、79.0%という結果に。ただし「自分は結婚できないのではないかと思うことがある」という割合は男性63.0%、女性66.0%と6割以上。「将来結婚しなくても暮らしてはいける」という人は男性58.0%、女性52.0%と半数を超えることも浮き彫りになっている。

若者が恋愛・結婚に前向きになっていることが数値として判明した今回の調査。結婚はともかく、“若者の恋愛離れ”は打ち止め?
(花賀 太)

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